雨後でもトンボ!~グンバイ&コヤマ登場~

2日前の予報では大雨だったこの日。さすがにフィールドには出られないだろうと思っていたのですが、直前になって予報が曇りに変わったので、昼過ぎから近場へ出てみる事にしました。


まず、友人が先日捕獲したオオアオイトトンボが今まさに羽化していると聞いたので、見に行かせてもらう事に。

オオアオイト
左:枝に上って羽化しているオオアオイトトンボ♀。右:オオアオイトトンボのヤゴ。尾鰓の模様が特徴的。

秋によく見かけるトンボですが、羽化はこの時期盛んに行われます。この後山林に入ってしばらく過ごした後、秋口に水域にやってくるんですね。

目的を果たせたので、早速フィールドへ。まずは夏場にウチワヤンマチョウトンボが見られる定点池へ行ってみる事にしました。ここでは5月5日トラフトンボを確認しています。

池に着いてすぐに、ヒラヒラと舞う黒い影!!

チョウトンボ1

チョウトンボ!!(゜∀゜)

夏のトンボであるチョウトンボ(写真は♂)、早くも発生が始まったようです!

チョウトンボ2

こちらは友人が捕獲した、♂の金翅タイプ。翅の光方、金色部の面積が上の個体と少し違いますね。ここはチョウトンボの多産地なので、夏になれば彼らが飛び交う姿が見られる事でしょう。

池の上はギンヤンマトラフトンボが飛んでいますが、大きな池の中央付近を飛んでいるため、捕獲は出来そうにありません。仕方なく諦め、友人と共に少しガサ入れしてみる事に。しかしこちらは空振り。再び捕虫網に持ち替え、コシアキトンボを1頭ずつ捕獲です!

コシアキ
上:♂。下:♀。

♂は見慣れた感がありますが、♀は非常に美しい体色をしています。翅にも淡い条が入り、普通種の中でも指折りの美しさでしょう。

ヒメミズカマキリ
こちらはアメンボを捕獲した瞬間のヒメミズカマキリ。


気がつくと空は晴れてきていたので、この池はこれにて後にし、発生が始まっているであろうコヤマトンボグンバイトンボを狙って、河川の定点へ行ってみる事にしました。

ポイントに着いてすぐ、友人がグンバイトンボを発見!

グンバイ♀
グンバイトンボ♀。

友人曰く、別の定点では先週辺りから発生が始まっていたようですが、どうやらこの場所では発生が始まったばかりのようです。

グンバイ♂

こちらはデジ一で撮影した♂です。名前の由来となったのは、一目で判る肢の軍配。兵庫県Bランクの貴重種ですが、ここではまだ若い個体が多く飛び交っていました。

ヤマサナエ1

ヤマサナエも発見です。僕はまだ捕獲していなかったので、この後無事捕獲。この日は6頭ほど確認できました。

環境
グンバイがいた小河川。増水して濁っている・・・。

コヤマトンボは1頭の♂が飛び去る姿を見られたものの、それっきり姿を確認出来なかった為、この河川の少し上流へ。しかしここにもコヤマトンボはいません。


とりあえず状況を見るために増水した川でガサ入れしてみると、

ヤゴズ
左:ハグロトンボ亜終齢ヤゴ。真ん中:オジロサナエ終齢&中齢ヤゴ。右:ヤマサナエ若齢ヤゴ。

この辺りはオジロサナエの多産地なので、割と多くの個体を確認できました。この感じだと、6月末には発生が始まりそうです。さらにここでは、友人がゲンジボタルも確認!この辺りは水か綺麗なので、まだ棲息しているようです。(^^)

ガサ入れをさている最中、ホバリングをしているヤマサナエを発見!捕虫網が離れた場所にあったため、仕方なくガサダモを振ってみると、

ヤマサナエ2

アッサリ捕獲。調子が良い時はこんなもんですね。(^^;)

別のポイントに移動する前に、友人がもう一度先ほどのポイントで停車。コヤマトンボを見る為です。二手に分かれた後、僕がヤマサナエを捕獲して連れて行くと、友人の手の中には、

コヤマ1

コヤマトンボ♀!(゜∀゜)

昨年確認したのは♂だったので、♀は初確認!!どうやら河川の薄暗い場所に、産卵場所を探しにきていたようです。さすが友人!!

コヤマの複眼


ご覧ください、この複眼!!左は通常撮影、右がフラッシュを使った撮影です。エゾトンボ科特有の濃い緑色の複眼は、光の入る角度や当たる角度により、なんとも言い難い金色に輝くのです。僕がトンボにハマるきっかけとなったのがこのコヤマトンボ。やはり素晴らしいトンボですね。(^^)


目的の種を見る事が出来、一通り予定のポイントを回ったので、最後に定点池で、ガサ入れついでにクロスジギンヤンマを見ようという事になりました。


池に入ると、やはりいましたクロギン♂。まずはデジ一で飛翔写真撮影のリベンジです!!が。


結果は惨敗。(´Д`;)


やっぱりムリですよ飛翔写真なんて・・・。(泣)もっと腕を磨かないといけません。もう撮影がイヤになったので、観察に専念していた友人にOKをもらい、網を構えます。半ばヤケクソで網を振ると、網は綺麗な軌道を描き、無事一発で捕獲。網の調子は少し上がってきたようですが・・・(苦笑)。


クロギン1
背面から。

クロギン2
斜めから。

このトンボは本当に美しいですね。胸部のマスカットグリーン、その胸部に走る黒条、腹部のコバルトブルーの斑と地色の黒のコントラスト、そしてこの澄み切ったマリンブルーの複眼。もう最高です。(笑)


この後少しガサってみたものの、オオシオカラトンボのヤゴのみで、狙いのヤンマ系はまたも空振りに終わりました。またリベンジに来なければ・・・。
また、この池の下の細流でオニヤンマヤゴ数頭とミルンヤンマ中齢を1頭確認し、この日はこれにて終了となりました。


この日フィールドにて確認した種は、セスジイトトンボ、ムスジイトトンボ、クロイトトンボ、アオモンイトトンボ、グンバイトンボ、コヤマトンボ、トラフトンボ、オオヤマトンボ、ヤマサナエ、クロスジギンヤンマ、ギンヤンマ、チョウトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボの計15種類。


次回はタイワンウチワヤンマのヤゴを狙って、真剣にガサ入れをしたいと思います。(笑)成虫はコヤマトンボ♂が見たいなぁ・・・。(´~`)

コメント

ミズカマキリとヒメミズカマキリ。

深くて大きい池沼の多いそちらだけあって、ヒメミズカマキリが多いですね。

そちらはやっぱりヒメミズカマキリが主体なんでしょうかね?

こちらはすべてミズカマキリです(苦笑)。

Re: ミズカマキリとヒメミズカマキリ。

今トンボ狙いで回っている池は、ヒメミズカマキリばかりです。そして、河川横の水路にいるのも、河川のワンド部にいるのもヒメミズカマキリですね・・・。
最近こちらではミズカマキリを見なくなった気がします。昔は結構いたのですが・・・。

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ProfessorOGI

管理人:ProfessorOGI

姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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