服部緑地、夏本番!~ギンヤンマ撮影に再挑戦~

リスアカネ羽化の記事を書こうと思っていたのですが、リスアカネは撮影が出来ませんでした。

というのも、大阪に連れて帰ってきた4頭のヤゴのうち、1頭はまたも羽化不全。顔だけがヤゴ殻から出ている形で窒息・・・。(;;)彼らは無事に羽化する確立が低いのかもしれません。

そして一昨日の夜中2時頃にヤゴハウスを見に行くと、残っていた3頭のうち、すでに1頭は羽化済み。(゜∀゜;)昼頃、元気に羽ばたいて行きました。


リステネラル
4頭目にしてようやく無事羽化したリスアカネ(♀)。


そして今日。夜から仕事のアレンジを始めたため、仕上がったのはなんと午前6時過ぎ。このまま服部緑地に行くのもさすがにしんどいので、ヤゴハウスを確認した後、一度就寝。昼頃に起きて見に行くと、またもリスアカネ♂が1頭無事に羽化していました。(苦笑)

どうやらこの個体は教科書通りの午前中羽化だったようで、昼頃元気に飛んでいきました。


気を取り直し、一度所用のために大学へ。そのまま服部緑地へ向かいます。


しかし暑い。いや熱い。(゜Д゜)


この日、この時点での気温はまたも34度。どうも僕が服部緑地に出かける時は、気温34度以上の日ばかりのような気がします・・・なんせ昨年から数えて、これが6度目ですから・・・。(^^;)


今日の服部緑地での目的は、シーズン真っ盛りのギンヤンマ飛翔写真撮影前回それなりの成果が得られた為、もう一度挑戦してみようと思ったのです。そして時間帯はずれているものの、ベニイトトンボをもう一度見たかった、というのも大きな理由ですね。

目的地に向かう途中、道路脇のフェンスの上で休むオオシオカラトンボを発見。実は大阪でオオシオカラトンボを確認するのは、これが初だったりします。適当に2~3枚撮影した後、そのまま緑地公園内へ。

まずは以前ベニイトトンボがいた場所を見てみますが・・・やはりいません。彼らは午前中活発に活動し、気温が上がる日中は、やや薄暗いところに避難してしまうのです。さらに♀は羽化後しばらく水域を離れ、近くの草むらなどで摂食して過ごすとか。見つけにくいことこの上ないですね・・・。(´д`;)


池の上はコシアキトンボチョウトンボのパラダイス。さらにアオモンイトトンボも、いたる所で飛んでいます。

本日のトンボ
左からアオモンイトトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ。皆♂。


ある程度ポピュラー種を見られたため、続いてギンヤンマの飛翔写真撮影に挑みます。強い日差しを少しでも避けられるよう、池の脇に僅かに並ぶ細~い木の陰へ。少しでも日陰があるほうが楽ですね・・・。


準備も整ったので、早速撮影開始!!(`д´)ノ


ギン1


デジ一を購入した直後から比べると格段に腕は上がっているようですが、やはりいきなり上手くはいきません。しっかりと飛翔コースと風向きを読みつつ、あとはとにかくシャッターを切っていきます。


ギン2
シャッタースピード1/640~800、絞り4~5.6(レンズ限界値)、ISO感度500、露出補正+5.0で撮影。当然MF(マニュアルフォーカス)。


かなり頑張ってみたものの、ギンヤンマだということは判る、といった程度の写真ばかり。これではいけません。さらに気合をいれ、撮影に挑みます!!すると・・・

ギン3

かなり良い感じの写真が撮れるようになってきました!!(^^)ずっと追いかけているせいで、飛ぶコースが読めるようになってきたのが大きいですね。


ギン4

YES!!!(`∀´)v


デジ一を持って、はや4ヶ月。まだまだ完璧には程遠いですが、この1枚は中々納得の出来栄え。なんせ今までは、小さく写ったトンボを探すような写真ばかりだったのですが(笑)、この1枚は200ミリズームを目一杯使った上で、しっかりとファインダーの中に捉える事が出来たのです!!(^^)

これは素早いトンボの動きについて行けるようになってきた実感を持つ事が出来る1枚となりました。今持っているD5000ダブルズームレンズキットでは、割と成功した1枚と言えそうですね。早く新しいレンズが欲しい・・・。

→《色々と調べてみた結果、やはり高級なレンズになるほどよりシャープな描写が得られるようで、初期キットレンズではここが限界点のようです。特にズームレンズをMFでフル(200ミリ)使用した場合、シャープでビビッドな写真を撮影するのはほぼ不可能だとか・・・泣。》


納得のいく写真が撮れたため、場所移動。以前もう一箇所でベニイトトンボを確認していたので、その場所でじっくりと探してみます。すると・・・


ベニイト♂
日陰にいた個体。ストロボを使って撮影。


いました、ベニイトトンボです!!(^^)この時間帯(16時)でも健在でした!!と言っても2頭確認できただけなので、健在とは言い辛いかもしれません。

これは時間帯がズレているだけなのか、それとも元々個体数が少ないのか、場所が違うのか・・・。一体どれなんでしょう??この夏、しっかりと調査してみる必要がありそうです。


散策を開始して、ここまででおよそ80分ほど。炎天下での撮影はさすがに体力を消耗するらしく、かなり疲れてきました。水分をガブガブ摂取しているのに、なんだか頭も痛い・・・。このままでは熱中症になりかねません。


とりあえず日陰メインの場所まで移動することにし、以前タイワンウチワヤンマの羽化殻を発見した池に行ってみました。

しかしここにいたのはコシアキトンボばかり。さらに池の奥のほうへと行ってみると、

アオスジアゲハ

コシアキトンボの未成熟個体の群れに混ざって、アオスジアゲハが吸蜜していました。僕のお気に入りの蝶の一つです。(^^)しかし成果はこれだけ。また来た道を引き返し、モノサシトンボが多数確認できる池へ行ってみる事に。


しかしそこにモノサシトンボの姿は無し。変わりに発見したのは、

オオシオ♀
左:この池で発見。右:一番最初に撮影した個体。ちょっと適当すぎたか・・・。

またしてもオオシオカラトンボ♀でした。普通種でありながら、おそらくこのブログでは初登場です。(苦笑)

シオカラトンボ♀コノシメトンボ♀にやや似ていますが、本種は翅の付け根がしっかりと色づくことでシオカラと区別出来、さらに肩の辺りに黄色い色が入る事と、体型がかなりガッシリしている事、そして腹部の黄斑の入り方によって、コシアキと区別出来ます。


それにしても薄暗いところで発見することが多いので、またちゃんと捕獲した後、明るいところで撮影しないといけませんね。(^^;)

さらに近くで♂も発見。出来る限り近づいてみます。

オオシオ♂
リサイズのみのノートリミング!!


シオカラトンボに比べるとかなり迫力があります。見事な青灰色の体色。そして翅の付け根はしっかりと色づき、複眼は赤味がかった独特の色をしているのが、オオシオカラトンボ♂の特徴ですね!!いやでもシオカラトンボの老熟個体も(複眼を除いて)似たような色になりますが・・・。(´∀`;)(苦笑)

・・・・これオオシオカラで合ってますよね??(笑)


さすがにこれ以上の散策は体力的にキツイものがったので、これにて終了としました。


この日確認したトンボは、アオモンイトトンボ、クロイトトンボ、ベニイトトンボ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ、コフキトンボ、ウスバキトンボの計10種。

この日は発見できませんでしたが、服部緑地ではウチワヤンマタイワンウチワヤンマオオヤマトンボなども確認しているため、おそらく20種ほどのトンボが生息していると思われます。


またしばらく通ってみようと思います。(^^)

コメント

流石!

ついに成功しましたね!
おめでとうございます。

個人メールはここのところご無沙汰ですが・・お待ちしています(笑)。

話はやや違って、僕は野外でのギンヤンマの成虫を目撃したことが未だかって無いのです。

写真は全て自宅で羽化した個体です。

以前ご紹介したギン・クロギン混生池はより厳密に言うと、ギンヤゴ生息を確認したのが一昨年とその前年だけで、それ以降は幼虫・成虫ともクロギンのみでギンは確認していません。

写真を送ってあるので、ご覧のとおり、環境的にもあの池は本来のギン環境では無いですし、

どうも、他に良い水域が無いために、一時的に選択しただけだったのでは?・・と思えてきました(苦笑)。

ProfessorOGIさんのレポ&フォトはいつもトンボ愛に
満ちていて、読んでて(見てて)顔がホコロンでしま
います。

>なんだか頭も痛い
なりますよねぇ・・・(;^^)
最近は美味しい塩分補給タブレットがあるのでそれを
食べているのですが、効果があるのかどうかは不明(笑)

Re: 流石!

ありがとうございます!!(^^)試行錯誤の結果、なんとか飛翔写真のコツのようなものが掴めて来ました。最近はブログも移動中に書いてばかりで、落ち着いてメールする時間も無かったのですが(苦笑)、アカネ属の羽化の件も含めて、またメールさせていただきます。

う~~ん・・・それは驚きました。ギンはこちらでは超がつくほどのポピュラー種で、多少標高があっても棲息していたり、池の規模も植生も選ばず、さらには止水・流水どちらでも見かけ、田圃や湿地、あるいは林道で摂食していたりと、至る所で見かけるんですね。クロギンと混生している所も多々ありますし。
ただ、時期と時間帯で住み分けている印象がかなり強いです。

やはり処変われば・・・と言った感じですね。あの池から姿を消したと言うことは、近くに良い場所があるのでしょうか??もしくは人が入らない山の中に、ギンヤンマパラダイスがあるのかも・・・?(笑)

Re: タイトルなし

ありがとうございます!!(^^)やはりトンボは飛んでいる姿が一番ですよね!!・・・殆ど静止しっぱなしの種もいますが。(笑)そして網に入った瞬間の感動もスバラシイモノがあるのですが。(笑)

美味しい塩分補給タブレット、そんな良いものがあるんですね!!僕はトンボ採集時、水分を2.5L~3L飲むので、それがあれば、2Lほどを水で済ますことが出来そうです!!なんせノドの渇きに任せて清涼飲料水ばかり飲んでいるので、ペットボトル症候群が心配ですから・・・。(苦笑)
今度探してみます!!

ギン環境。

今は無き「ハネビロ池」がつい最近までそうだったんじゃないかな?

あそこも規模そのものは小さいけど周りは開けているし、
少なくとも「東大樹芸研池」よりはギン好みですよ。
実際ヤゴもイヤというほど居たしね(笑)。

こんな場所だったら、 羽化-産卵時期が集中しているクロギンのほうがポイントさえ押さえておけば、出会う確率は高いですよね(笑)。

環境特性も判りやすいし。

Re: ギン環境。

確かにあのハネビロ池の環境なら、ギンが沢山いたとしても頷けますね。
ヤゴの数もすごい、という事は、きっと黄昏飛翔ポイントも兼ねていたのではないでしょうか??あの光景は圧巻ですから、是非また同じようなポイントが見つかるといいですね。(^^)

クロギンは最近(というか今年)、至る所で見ます。案外環境適応範囲は広いのかもしれません・・・。(苦笑)

あの辺りはかなり広い範囲に亘って川(「鯉名川」といいます。)沿いの半湿地帯で水田も混ざっています。

中をこまめに探せば、同様の場所があるかもしれません。

ただ、中に分け入るのは大変そうで躊躇してしまいます(苦笑)。

先日のカトリヤゴ採集の湿地もそのエリア内の道沿いにありました。

あの暑い盛りにも行ったのですが、かなり水量が減っていて、
その水も温泉のようになっていました(苦笑)。

昨日はクロギン産卵地の「東大樹芸研池」でガサ入れ。

♀が産卵していた池の縁の木陰になる部分のみ20分程ガサったらクロギンヤゴが20頭ほど確認できました。

大きさにかなりバラつきがあって、大きいもので3センチ超の個体が5‐6頭。

他にはクロイト属とコシアキは羽化殻のみ。

ただでさえ浅い池に昨年頃から風で舞った土砂が堆積し始めて、現在は水深が20センチ程度しかありません。
常にホースで水を入れているので干上がることは無いのですが。
クロモも繁茂していていい環境であることは確かです。

ただギンヤゴが採れたときはもう少し水深があった時期でした。
そういえば「ハネビロ池」も水深は50センチ程でしたね。

ギンはクロギンより水深がある場所を好むんですかね?

昨日の様子も写真に収めてあるので、またご紹介しますね。

Re: タイトルなし

この時期に長靴装備で湿地に入るのは、かなり辛いですよね。(^^;)河川なら水温も低く、どんどんと入っていけるのですが・・・。

東大樹芸研池、相変わらず凄い数のクロギンヤゴですね!!こちらのクロギン産地-例のマルタン池-でも、レンジクロギンが産卵にきているようなので、ガサ入れすればクロギンヤゴなら見つかるかもしれません。

コシアキはまさに今が最盛期ですから、ヤゴはいないのでしょうね。1年1化ですし・・・。でもこちらでは産卵も頻繁に確認していますから、もうしばらくすればコシアキのヤゴも網に入るようになるかもしれません。

ギンヤゴ・・・どうでしょうか。いかんせんこちらでは、どこでもギンの成虫を見かけるもので・・・。(笑)ただ、近所の池は最近ウチワヤンマが来ており、それほど水深があるという事が発覚しましたし、今日書いた記事でギンの産卵を確認した池は、大きくて遠浅(勿論中央部はかなり深い)、こちらもウチワが棲息しています。

こう考えると、こちらは「浅い池」そのものがないので、比較は難しいですね。(苦笑)

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プロフィール

ProfessorOGI

管理人:ProfessorOGI

姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

姫路でギターレッスン教室をお探しの方は、メールフォームからお気軽にどうぞ!(^^)

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