クマゼミの羽化観察と恐怖体験

カメラ機材を買いに日本橋&ヨドバシカメラ梅田に行って来たのですが、その帰り道、なんとあのヨドバシカメラの横を走る国道イナロク脇の生垣で、ナツアカネ♀(羽化して割と間もない個体、おそらく2日~4日以内)を発見したのです!!(゜Д゜)

梅田の真ん中、しかも水域など何処にもなく、道路横の生垣で、です。これには驚きました。おそらく、都市緑化事業の一環として行なわれている、ビル上でのビオトープなどで生まれたのでしょう。でなければ説明がつきません。

勿論迷うことなく、そのまま素手で捕獲(笑)。脇道で足を止めて、人目を気にせずしっかりと観察してきました。(笑)カメラを持っていなかったのが悔やまれます。なんせ機材を買いに行っていただけでしたから・・・。


買った機材は、念願だった300ミリ望遠が可能なAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR。定価は5万円弱ですが、日本橋のとある店で、2万2千に満たない額で入手できるという情報を掴んだのです!!勿論新品。

やはり色んな情報を得られるネットはスバラシイですね。(´∀`)


さらにヨドバシで、光量減少フィルターと、クローズアップレンズ(どちらもケンコーの安いやつ)を購入。以前持っていたレンズのサイズが52ミリ、今回購入したレンズのサイズは58ミリなので、どちらのフィルターも(以前から持っている)18-55ミリに装着して使用する予定です。


そしてこの日の晩、夕飯前に買出しに出ると・・・自転車置き場でクマゼミの幼虫を発見!!(゜∀゜)急いで買出しを済ませ、そのまま家に連れて帰ることにしました。


以前クマゼミ羽化を観察した友人から写真データを貰ったのですが、それは友人の言っていた通り、見事な倒垂型の羽化だったのです。これは実際生でも見てみたいと、常々思っていたんですね。それでは早速、写真で紹介していきましょう!!

クマゼミ羽化1
開裂!!

ちょうどトンボ用の羽化木が1本余っていたので、ペットボトルに水(重し)を入れたところに羽化木を突き刺し、そこに静止させたのが20時40分頃。そしてしばらくは、その木の上を行ったり来たり。落ち着ける場所を探しているようです。そして定位したのが21時15分頃。そのまましばらくじっとした後、21時45分頃に羽化が始まりました!!

クマゼミ羽化2
左から右へ。


基本的な行程は倒垂型のトンボと同じですが、それぞれの行程で要する時間が少し違います。開裂から、上写真の一番右の状態になるまで、およそ15分。これは少々長い、という印象ですね。そこから徐々に・・・


クマゼミ羽化3


イナバウアーー!!(゜∀゜)(違)


クマゼミ羽化4


この静止状態になるまで、ゆっくりと体を傾けていきました。所要時間はまた15分。これもなんだかゆっくりといった印象です。

そしてトンボのように一気に起き上がるのかと思いきや、

クマゼミ羽化5


よっこいしょと言った感じで実にスローな起き上がり。(゜∀゜;)そのまま丈夫な前肢でガッチリとホールド。静止状態の時は完全に畳まれていた翅が、少しサイドに開いています。


クマゼミ羽化6


そしてまたよっこいしょといった感じで腹部を抜きます。(笑)やはりトンボは飛ぶことに特化したスマート体型、どの動きもスマートですが、クマゼミはセミの中でも最重量級。どの動きもどっしりとしています。(笑)腹部を抜いたのが22時25分頃なので、静止期は約10分と短め。


クマゼミ羽化7


後肢は宙ぶらりんのままですが、丈夫な前肢でがっちりと掴まっているため、そのまま翅を伸ばし始めました。やはり腹部よりも先に翅を延ばし始める辺り、典型的な倒垂型と言えそうです。


クマゼミ羽化8

10分ほどで翅は伸び終わりました。あっという間です。

クマゼミ羽化9
角度を変えて撮影。


トンボのセロファンのような翅も美しいですが、セミの羽化したばかりの状態の翅も、目を見張るものがありますね!!(^^)


クマゼミ羽化10

そして元々が寸詰まりのような体型なので、翅を畳んだすぐ後には腹部は伸びきっていました。22時55分に羽化完了です。


羽化に要した時間は僅か70分ほど。この後ベランダに移したのですが、この記事を書いている今もまだ飛び立ってはいません(現在時刻は1時半)。どうやら羽化自体にはあまり時間がかからないものの、羽化後飛び立つまではかなり時間を要するようです。

このクマゼミ、2007年には大阪各地で大発生し、大きな問題となったのです。彼らの産卵管は非常に鋭く、木の幹に直接差し込めるだけの硬さを持っているんですね。

その産卵管を、事もあろうかインターネットの光回線内に突き刺して産卵、インターネットが断線する、といった事故が起こったのです!!これは新聞の一面にもデカデカと載っていました。(笑)見出しは確か、


クマゼミ大発生 光ケーブル断線


だったはず。(笑)今考えても恐ろしい見出しです。(((゜Д゜)))


この年大学まで自転車通学だった僕は、幾度となく衝撃の光景を目にしています。それは、1本の木(のように見えるモノ)。4年前の梅雨が明けた日。梅雨明け時に一斉に羽化するという習性を持つクマゼミたちの声が響く道を、自転車で走っていた時の事です。


何気なく目にした通り道にある木が、いつもとは明らかに太さが違うことに気づいたのです。近づいてみてみると・・・


クマゼミがビッシリ。(゜Д゜)


それはもう虫好きの僕ですら戦慄を覚えるほどの大群。そう、木の幹のある一部分を、クマゼミが覆い隠していたのです!!まるでクマゼミシートで覆ったよう。(違)


しかし衝撃はそれだけではありませんでした。ふらふらと歩み寄ってきた野良猫が、その木に登ろうとジャンプしたんですね。するとどうなるか。


シート状に覆われたクマゼミの大群は、驚いて一気に羽ばたいたのです!!その羽音のすごさは尋常ではありませんでしたが、それ以上に衝撃の展開が!!!


飛び立ったと思ったクマゼミシートがあった場所に目を向けると、そこには



またもクマゼミシートが!!(;∀;)


そう、クマゼミの集団の上にシートを被せるように、クマゼミが止まっていたのです。これにはもう唖然。これで終わりなら良かったんです、ええ、良かったんですとも・・・。


先の羽音に驚いた野良猫は退散したのかと思いきや、なんと近くにやってきたもう1頭の野良猫と喧嘩を始めたのです。そしてその後からやってきた野良猫君、事情を知らなかったのか、その問題の木に飛び乗ろうとしたんですね。するとどうなるか。


またも驚いて一斉に飛び立っていくクマゼミシート!!!(笑)凄まじい羽音、というかもはや轟音、音の暴力です。猫は「プギャッ!??」なる奇妙な悲鳴を出して逃げていきました。(笑)


少し離れた場所で唖然としてみていた僕、大群が去った木を、よせばいいのに何故かもう一度見てしまったんですね。するとそこには、


またもクマゼミシートが。(((゜∀゜;)))


一体これはどういうことなのか??


そう、木の幹を覆い隠すようにビッシリと止まったクマゼミ(クマゼミシートその1)。その上に、さらにクマゼミを覆い隠すようにクマゼミが止まり(クマゼミシートその2)、更にさらにそのクマゼミをまた覆い隠すようにクマゼミが止まっていたのです!!!(クマゼミシートその3)。


ようは、クマゼミシートが三重になっていた、ということですね。(笑)この時、僕は初めてセミという生き物に恐怖を覚えました。昔はセミ捕りが大好きな少年だったんですけどね・・・もはや一種のトラウマです。

しかし羽化したてのクマゼミにはそういった心配がなく、しっかりと羽化観察をすることが出来ました。同じ不完全変態とはいえ、まさかこれほどトンボと似た羽化をしていたとは・・・。本当に面白いですね。


羽化記事がメインなのか、クマゼミの恐怖がメインなのかわからない記事になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございます。(´∀`;)(苦笑)


台風も無事に近畿地方を抜けそうなので、今週末は是非ともトンボ観察に出かけたいものです!!(^^)

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姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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