チョウトンボを見に服部緑地へ~タイワンウチワも登場~
2011.08.03 - Wed
今日の予報は曇りですが、夕方ぶらっと服部緑地へ行ってきました。狙いは多々あれど、本命はチョウトンボ。というのも、自然な状態で綺麗に撮れている写真があまりなかったんですね。なので、「チョウトンボを綺麗に撮る」というのが今日の目標です。
15時に現地到着。自転車をこいでいた時は晴れていたのに、現地ではしっかりと雲が。(´Д`;)カメラのシャッタースピードを落とさなければならない上に、トンボ達は晴れていないとどこかに隠れてしまうため、条件はあまりよくありません。
とりあえず狙いの一種であるベニイトトンボを撮影するため、以前確認した場所を覗いてみると・・・

いました!!ベニイトトンボ♂です。(^^)影になった場所で、ひっそりと静止していました。曇っている上に草陰で静止していたので、シャッタースピードは1/160。最低1/250は欲しいところです。(苦笑)

この個体はしっかりと成熟しているようで、もう真っ赤ですね。スバラシイ!!
しかし、ベニイトトンボはこの場所にいた2頭だけ。本命であるチョウトンボを撮影することにしました。
晴れ間が出た瞬間に、あちこちから飛び出てくるチョウトンボ!!チャンス到来か、とカメラを構えると、太陽はまたあっという間に雲の中へ。それにあわせてチョウトンボ達も飛翔をやめ、制止してしまいました。(苦笑)静止している個体は非常に撮りやすいですね。

この種は本当に美しい翅をしています。光が当たる角度によって、色彩も変わるんですね。見ていて飽きません。(^^)
曇っている中でも、飛翔している個体を発見。かなり遠いところを飛んでいますが、なんとか撮影できないかと300ミリをフルズームしてみると・・・

かなりボケた写真になってしまいました。(苦笑)やはり晴れた日の方が撮りやすいですね・・・飛翔写真は出直しです。
場所を少し移動して、再びチョウトンボを撮影します、。


かなりの個体数がいるので、被写体には困りません。これはこれで楽しめます。

こちらは老熟個体でしょうか??翅が破れています。(^^;)しかし翅の藍色は見事!!
チョウトンボ撮影を楽しんでいると、突如ファインダー内に黒い影が!カメラを離してその個体を目で追いかけていると、草の上に静止しました!!

今年初確認、タイワンウチワヤンマです!!(^^)ウチワヤンマに似ていますが、尾のウチワが真っ黒なのが特徴です(ウチワは中に黄色い部分があります)。そして、タイワンウチワの方が体型もややスマートな感じですね。
太陽が出てくるのを待ってみたものの、太陽は依然分厚い雲に覆われたまま。少し池を離れ、近くにある雑木林に入ってみることにしました。すると・・・

服部緑地での初確認種、マユタテアカネです!発見したのはこの1頭だけでしたが、アカネも生息しているんですね。
・・・まさかこの前我が家で羽化した個体じゃないだろうな・・・(゜∀゜;)
少々疲れが出てきたので、そろそろ切り上げです。その前に、ギンヤンマがパトロールしているであろう場所へ行って見ることに。するとやはりギンヤンマ♂発見!!曇っているせいか、かなりの飛翔スピードですが、サクッと撮影してみる事に。



シャッタースピード1/160~1/250、絞りF値5.6(レンズ限界値)、ISO感度400、露出補正無し、300ミリフルズームで撮影。
僅か5~6分で、それなりの写真が撮れました。(゜∀゜)(笑)
ギンヤンマはしょっちゅう撮影しているので、もう随分慣れた気がします。飛翔も直線的で、時々ホバリングもするので、慣れれば簡単な種なのかもしれません。(^^;)一番下の滑空状態の写真以外、翅はブレていますが・・・。(苦笑)
晴れていればシャッタースピードを上げられるのですが、曇っている今日はこれが限界ですね。これで終了としました。
この日確認したトンボは、アオモンイトトンボ・セスジイトトンボ・クロイトトンボ・ベニイトトンボ・ハグロトンボ・ギンヤンマ・タイワンウチワヤンマ・オオヤマトンボ・マユタテアカネ・シオカラトンボ・チョウトンボ・コシアキトンボ・ウスバキトンボの計13種類。
服部緑地には20種以上のトンボが生息していると思われます。また散策してみたいと思います。(^^)
コメント
伊豆半島のチョウトンボ生息地。
おとといギャラリーにうかがったとき、伊豆(沼津か三島)在住で、主にトンボ中心に撮る昆虫写真家さんが撮ったチョウトンボの写真が載った新聞記事を見ました。
ローカル新聞なのでモノクロなのですが、撮影場所が「伊東市の一碧湖」となっていました。
なるほど、あの辺りならチョウトンボやタイワンウチワなら生息していそうですし、ウチワも少しは期待できそうな環境です。
ただ、ここから車で2時間はたっぷりかかるので、丸一日時間を作らなければいけないので、まだ調査していません。
宜しければ地図で確認してみてください。
ローカル新聞なのでモノクロなのですが、撮影場所が「伊東市の一碧湖」となっていました。
なるほど、あの辺りならチョウトンボやタイワンウチワなら生息していそうですし、ウチワも少しは期待できそうな環境です。
ただ、ここから車で2時間はたっぷりかかるので、丸一日時間を作らなければいけないので、まだ調査していません。
宜しければ地図で確認してみてください。
Re: 伊豆半島のチョウトンボ生息地。
伊東市の一碧湖、随分大きな湖・・・と言おうとしたのですが、地図を見てみると、これくらいの規模の「池」は兵庫に結構ありました。(苦笑)こちらには「湖」というものがありません・・・。(笑)
周囲に樹林地帯があるので、中々良さそうな雰囲気ですね!!これなら確かにウチワヤンマも棲息しているかもしれません。メガネサナエ属もいそうな感じです。
チョウトンボは水面に浮葉植物(ヒシやスイレンなど)がある池が好みのようなので、この一碧湖でも、そういった場所があるのではないでしょうか。確認に行かれた際は、是非どのような状況か、教えてくださいね!!(^^)
周囲に樹林地帯があるので、中々良さそうな雰囲気ですね!!これなら確かにウチワヤンマも棲息しているかもしれません。メガネサナエ属もいそうな感じです。
チョウトンボは水面に浮葉植物(ヒシやスイレンなど)がある池が好みのようなので、この一碧湖でも、そういった場所があるのではないでしょうか。確認に行かれた際は、是非どのような状況か、教えてくださいね!!(^^)
そうでした(苦笑)。
一碧湖サイズはそちらでは「池」なのでした。
そちらには「琵琶湖」がありますが、それはもう「小さい海」
ですものね(笑)。
その中間の「湖」は確かにそちらには無いことになりますね(苦笑)。
一碧湖には数年前に行ったことがあります。
ヤゴ・トンボ調査ではありません。
あのサイズでボート乗り場なんかあって、「大丈夫かな?」と
思うんですけど、ちょこちょことあるんでしょうね。
そういう繁殖場所が。
一碧湖サイズはそちらでは「池」なのでした。
そちらには「琵琶湖」がありますが、それはもう「小さい海」
ですものね(笑)。
その中間の「湖」は確かにそちらには無いことになりますね(苦笑)。
一碧湖には数年前に行ったことがあります。
ヤゴ・トンボ調査ではありません。
あのサイズでボート乗り場なんかあって、「大丈夫かな?」と
思うんですけど、ちょこちょことあるんでしょうね。
そういう繁殖場所が。
湖とは??
一応地図で兵庫県播磨地方を調べてみると、「湖」と名の着くダム湖が幾つかありました。ただ、貯水しているところが全て「湖」、という訳ではないんですよね、「桜山貯水池」とか。それならもういっそ「湖でいいじゃないか」、と思います。(笑)。それに、点在している幾つかを「湖」とするなら、「太田池」は本当にありえません。(笑)
琵琶湖はうみです。(笑)「海」ではなく、「湖と書いて‘うみ’」なんですよね。(笑)とにかくデカくて、さざ波の感じが本当に海のよう。なので、「湖」というものがイマイチイメージ出来ないですね・・・。(笑)
一碧湖、どうやらレジャー施設が周囲にあるようですが、きっとどこかにトンボの繁殖場所があるのでしょうね。どのような感じか、見てみたいものです。(^^)
琵琶湖はうみです。(笑)「海」ではなく、「湖と書いて‘うみ’」なんですよね。(笑)とにかくデカくて、さざ波の感じが本当に海のよう。なので、「湖」というものがイマイチイメージ出来ないですね・・・。(笑)
一碧湖、どうやらレジャー施設が周囲にあるようですが、きっとどこかにトンボの繁殖場所があるのでしょうね。どのような感じか、見てみたいものです。(^^)
そういえば・・。
そういえば、一碧湖(というか、本当の目的は、その近くにある美術館だったんですが。)からの帰路、さほど離れていない場所に沼のような水辺がチラリと見えたのを記憶しています。
そこは一碧湖とつながっていたのかどうか判らなかったですが、挺水植物が多く、そちらの方がトンボ相が豊かかもしれません。
なるほど、琵琶湖は「うみ」なんですね。
池とは明らかに様相が異なり、といって「海」とも違う‐というより「池」よりは共通性が多い‐というところからでしょうか?
そこは一碧湖とつながっていたのかどうか判らなかったですが、挺水植物が多く、そちらの方がトンボ相が豊かかもしれません。
なるほど、琵琶湖は「うみ」なんですね。
池とは明らかに様相が異なり、といって「海」とも違う‐というより「池」よりは共通性が多い‐というところからでしょうか?
Re: そういえば・・。
沼地はいいですよね。多くのトンボが見られる、代表的な水場ではないでしょうか。まぁ池に比べると、圧倒的に数が少ないのですが・・・。(^^;)沼を見つけたら、もうトンボを見つけた事と同義なので、テンションが上がります。(笑)
琵琶湖が「うみ」と呼ばれる正しい意味は分からないのですが、なんでも滋賀県の方は皆「うみ」と呼ぶんだとか。実際に見たその日から僕も「うみ」と呼び始めたので、案外見たまんまの雰囲気によるものなのかもしれません。(笑)
琵琶湖が「うみ」と呼ばれる正しい意味は分からないのですが、なんでも滋賀県の方は皆「うみ」と呼ぶんだとか。実際に見たその日から僕も「うみ」と呼び始めたので、案外見たまんまの雰囲気によるものなのかもしれません。(笑)
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