お篭りヤンマを探せ!!~藪の中でヤンマを捜索~

いきなりですがCMです。(笑)


トンボ刑事さんのBlog~トンボ刑事の捜査日誌


岡山のとあるポイントを中心に活動しておられるトンボ刑事さんのブログで、トンボ刑事さんは僕のトンボ友達・略して「トン友」です。(笑)

きっかけは、このブログへコメントを頂いた事から。やはりこういった交流が、ブログの一つの楽しみですね。岡山の情報や、僕らが追い求めているマルタンヤンマ♂の情報、そして先日はハッチョウトンボポイント発見の為のアドバイスを頂いたりと、色々とお世話になっています。(^^)是非一度ご覧ください!!


さて、今日も猛暑日。友人と午前中から昼過ぎまで出かける事にしました。


今日の狙いは普通種の観察と、暑さを避けるために林(藪)の中で制止しているヤンマ達、通称「お篭りヤンマ」です。(笑)ヤブヤンマ♂マルタンヤンマ♂を狙いたいと考えていた所、友人が


「試しに一度、お篭りヤンマを狙ってみようか?」


と提案。それは面白そうだ、という事で、定点に行ってみることとなったのです。

まずは近場から。友人の定点池へ行ってみました。しかし、狙いのマルタンヤンマは来ていません。(´Д`)クロスジギンヤンマもシーズンが終了したようなので、飛んでいるのはオオシオカラトンボオニヤンマだけ・・・。


試しにコクワガタを求めて山の中を歩いてみるものの、こちらも空振り。とりあえず4頭のオニヤンマを捕獲して(ただし僕は1頭です(゜∀゜;))、次のポイントに行こうとしたところ・・・友人が飛翔中のエゾトンボ(もしくはビロエゾ?)を発見!!


あっという間の事だったので捕獲は出来ませんでしたが、この定点でエゾ系を見るのは初。これは今後も要調査です。(`Д´)ノ


次の定点は、先日多くのヤブヤンマ♀が産卵に来ていた場所。一応狙いはヤブヤンマ♂ですが、まぁこればかりは運のようなもの。気楽に構えて池に入りました。


池の上では多くのギンヤンマが飛び交い、あちこちで産卵が行われています!!炎天下の中デジ一を構え、ギンヤンマを追いかけていると・・・

ギン同色型♀のタンデム

なんといきなり同色型♀のタンデムを発見!!(゜Д゜)先日別の定点で1頭を捕獲し、同じポイントで(別の日に)友人も別個体を捕獲していますが、このポイントでは初確認。ブレ&ピンボケになってしまったのは悔やまれるところ・・・。

ギン連結産卵

こちらは通常型ギンヤンマの連結産卵。この日はこの光景があちこちで見られました。しかし、撮影しようとカメラを向けた瞬間、♀を奪いにやってきた別の♂とペアの♂が喧嘩になるので、この写真を撮影するのは意外と大変でした。(苦笑)

コッシー産卵

少し離れたところではコシアキも産卵中。この写真を見ると非常にブレた感じになっているため、シャタースピードを上げようとするものの・・・何故か1/800以上に設定すると暗くなってしまいます。今日は晴れなのに何故・・・?

この時は気付かなかったのですが、後でカメラを確認してみると、露出補正が-5(最小値)になっていたんですね。(苦笑)道理で画面が暗くなるワケだ・・・。(゜∀゜;)この後しばらくは露出補正-5の写真が続きます。(苦笑)

モノサシ連結産卵

モノサシトンボも多数産卵していました。やはり動きがスローなトンボはちゃんと撮れるんですね。(苦笑)

モノサシタンデム1

翅をバタバタさせて飛び始めるのは必ず♂(上)が先です。こうして見てみると、♂が♀を引っ張って産卵場所を決めているように見えますが・・・実際はどうなんでしょう??(笑)

モノサシタンデム2
ブレブレ・・・。

動き自体はスローなのですが、いかんせん被写体が小さすぎて大変・・・。(^^;)やはりトンボ撮影は奥が深い・・・。


一頻り普通種の撮影を堪能した後、ヤブ♂を探して林道を歩きます。と、草むらの中から飛び出してきたトンボが、頭上の木の先端に制止しました。とりあえず捕獲してみると・・・

タイワンウチワ♂未成熟

タイワンウチワヤンマ♂、なんと未成熟個体!!成熟個体はよく見かけますが、未成熟個体は林の中に入ってしまって探すのが難しい為、今回が初確認!! 物凄い複眼の色です。これは成熟個体よりも遥かに綺麗かもしれません。

ヤブ♀
ヤブヤンマ♀。

ヤブ♂こそ見つからなかったものの、産卵場所には♀が1頭やってきました!!ヤブヤンマは何度見ても飽きません。(^^)

ここではこの後、友人がタカネ♂の飛来を1頭確認しただけ。次の定点・ビオトープ池のある場所へと移動します。

本日の四種
左上:真っ赤に成熟したリスアカネ♂。右上:バレリーナのようなオベリスク姿勢のチョウトンボ。
左下:あまりまともに撮影していなかったハグロトンボ♂。右下:産卵中のキイトトンボ。多数見られた。



いつもの面々が順調に僕らを迎えてくれる中、すぐ近くの河川にオジロサナエの姿が見当たりません。今日はいないのでしょうか・・・。


日中に日向で観察を行うのは、流石にかなり疲れます。随分気温も上がってきたので、そろそろ本日のメインである「お篭りヤンマ」を探そうという事になり、この定点の近くにある、コシボソヤンマが飛ぶ細流へ。河川の両サイドはいい感じの林になっているので、ヤンマが制止している可能性が高い、と考えての行動です。

しかも日陰なので涼しい。(゜∀゜)(笑)


細流の上を飛んでいるのはコオニヤンマだけですが、対岸の林の中をゆっくり歩いていると・・・先を歩いている友人が何かを発見!!どうやらヤンマのようです!!最初はコシボソ♀かと思ったのですが、(捕獲するには制止位置も微妙だったため)デジ一で撮影して確認すると・・・

ヤブ♀ぶら下がり

ヤブヤンマ♀でした!!やはり「お篭り」していたようです。(^^)(笑)このようにヤンマが制止しているところを見る機会は少ないので、テンションは最高潮!!


これは♂もいるかもしれないと色めきたち、周囲を散策していると、またも友人が何かを発見!!しかしその個体は僕の頭上を軽やかに飛び超え、どこかへ消えて行きました。友人曰く、おそらく狙いのヤブ♂ではないかとの事。これは勿体ない・・・。(´д`;)

諦めずに散策を続けようとしたその時!突如僕の目の前に制止するエゾトンボ科の姿が!!! 無我夢中で網を振り、見事に捕獲!!細流上だったので、ハネビロエゾでしょうか!??


・・・あれ?タカネ♂・・・
タカネトンボ♂。下は尾部付属器。包丁型になているのがタカネの特徴。


タカネトンボでした。(゜∀゜;)


こんな標高の低い場所、しかも細流に張り出した木の上に制止するなんて紛らわしすぎます・・・。一応この定点での初確認種ですが、これには二人でガックリ。

めげずに捜索を続けていると、三度友人が前方に何かを発見!!しかし気付かれてしまったのか、そのまま奥へと消えて行きました。こんどはどうやらコシボソ♂だったよう。逃げられてガックリ・・・。


ここまで、ヤブ2頭、コシボソ1頭、タカネ1頭お篭りヤンマを探すという目的はほぼ達成されつつありますが、いかんせんまともに捕獲出来ていません。


少し下流に行き、そこから再び河原の藪の中へ。するとようやく僕の目の前に、2頭のヤンマが登場!!1頭はどこかへ行ってしまいましたが、もう1頭は頭上2mほどの所に制止!!これは大チャンス!!!

友人にこの事を知らせるために、振り返って声をかけようとする僕!!口から出た言葉は



ま○×△□=目~●た?や|-%▼がぁああぁ!!!!!(゜Д゜♯)


・・・テンパりすぎて声になりませんでした。(苦笑)友人は僕のテンパった姿をみてボー然・・・。(笑)

当然こんな状態でスイングした網で捕獲できるはずもなく、見事に捕獲失敗。おそらくミルンヤンマだったであろうヤンマ(2頭とも)は、藪の中に消えて行きました・・・。(´Д`。)


しかし!!こんなことではめげません。さらに奥に進んでいきます。


が。ここでアクシデントが。


首筋に巻いていたタオルの下の辺り(背中側)がなんだかムズムズ。なんだろうと思って何気なく手を伸ばし、妙な感触があったため、その手をそのまま前に振るうと・・・ポトッ。何かが足元の葉の上に落ちました。


嫌な予感とともに、落ちた物を見てみると・・・・


毛虫。(゜Д゜)


そう、日差しよけ兼虫よけの意味を兼ねて首筋に巻いていたタオルとシャツの隙間から、毛虫が背中に入りこんでいたのです!!(泣)流石にこれには卒倒しかけました・・・。


幸い「刺されていない」とこの時は思ったのですが、ず~っと背中がチクチクチクチク。随分集中力が削がれます。→≪家に帰って鏡を見ると、肩~背中の一部が悲惨な事になっていました。やはり毛虫にやられていたようです・・・。さらに頭上から垂れ下がる植物の葉にもかぶれていたようで、蕁麻疹のような状態に・・・。(泣)皆さんも頭上にはお気を付けください。(苦笑)≫


正直気持ちが折れかけていたものの、なんとかお篭りヤンマを見つけたいという一心で捜索を続けると・・・またしても友人が前方にヤンマを発見!!そして見事に捕獲したようです!!


そのスイングに驚いたのか、僕の目の前をヤンマが通過!!そして木々が生い茂る先に、ぶら下がって制止しました!!どうやらこの辺りは、お篭りヤンマのアパートになっていたようです。(笑)


網で捕獲できるかどうか、非常に微妙な場所に制止した為、とりあえず木々の隙間からデジ一で撮影してみると・・・

コシボソ♂ぶら下がり
納得の一枚!!シャッタースピード1/30(手持ち)、F値5.3(レンズ限界値)、ISO感度400、露出補正0、フラッシュ無し。220ミリで撮影。

コシボソヤンマ♂キターーーーーー!!!!(゜∀゜)


この腰の驚異的なくびれは、見紛う事なきコシボソヤンマ!!さすが300ミリズームレンズ、離れた場所に制止したトンボを見事に補足してくれました!!(^^)やはり前方の木の枝に邪魔をされて捕獲こそ叶いませんでしたが、鮮明で自然な状態の写真が撮影できたので良しとします!

手持ちではシャッタースピード1/30が限界ですね。後はブレてまともな写真になりません。(苦笑)


そして方や友人が捕獲したというヤンマは・・・

ミルン♀成熟


ミルンヤンマ♀キターーーーーーー!!!(゜∀゜)


やはりコシボソと共に発生が始まっていたようです!!しかもこの個体、もう完全に成熟している様子。ひょっとすると、この場所でのミルンの発生は、県内では少々早い方なのかも・・・??(トンボ刑事さんによると、岡山ではもう普通に見られるそうです。)

時間的にそろそろ終了か、という頃、友人がまたしても頭上に何かを発見!!しかし僕には何も見えません。(笑)友人に制止している場所を口頭で説明してもらって、ようやく発見。一体君の目はどうなっとるんだ・・・。

オニ♀制止
カメラの設定に失敗して変な色調に・・・。


撮影してみると、オニヤンマ♀でした。この後友人が巧く捕獲。やはりオニヤンマ♀の大きさは異質です。(^^;)

これにて引き返し・・・となったのですが、先ほど密集していた場所が気になり、最後にもう一度逆方向から歩いてみる事に。これが正解でした。


突如友人が「前!!」の声と共に網をスイング!!すると、友人の網に獲物が入る音と同時に、僕の目の前にも1頭のヤンマが登場!!急いで網を振って、無事に捕獲です!!

ミルン未成熟♂♀
上:友人が捕獲した♂。下;僕が捕獲した♀。どちらも未成熟-テネラル個体。


共にミルンヤンマでした!!(^^)しかも羽化して間もないようで、♀は上から見ると腹部が極細。どうやらまだ何もエサを食べていない状態のようです。

やはり時期的には、8月の兵庫県のミルンと言えばこれくらいが普通です。なんせ最盛期は8月下旬~9月ですから・・・。どうやら先ほどの♀個体がややフライングだったようですね。


これにて満足し、この日は終了としました。それにしても、この距離にしてわずか300mにも満たない細流の脇で、ミルンヤンマ5頭(おそらく)、コシボソヤンマ2頭、ヤブヤンマ2頭、オニヤンマ1頭、タカネトンボ1頭ものトンボが「お篭り」していたとは・・・。狙っていたとはいえ、これはかなりの個体数。後日、また調査してみる必要がありそうです。


この日確認したトンボは、ハグロトンボ・アオモンイトトンボ・クロイトトンボ・モノサシトンボ・キイトトンボ・コシボソヤンマ・ミルンヤンマ・ヤブヤンマ・ギンヤンマ・コオニヤンマ・タイワンウチワヤンマ・オニヤンマ・オオヤマトンボ・タカネトンボ・エゾトンボ(もしくはハネビロエゾトンボ)・シオカラトンボ・オオシオカラトンボ・マユタテアカネ・リスアカネ・ナニワトンボ・コシアキトンボ・チョウトンボ・ウスバキトンボの計23種類。


今週末はまた県北部まで遠征し、発生の始まったオオルリボシヤンマを見に行きたいと思っています。(^^)その場所はタカネトンボの多産地でもあるので、きっと良い写真が撮れるはず!!こちらも楽しみです。





とりあえず、今日の教訓。




頭上には気をつけましょう。(゜Д゜) (苦笑)

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姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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