2011年トンボシーズン後半戦総括
2011.12.21 - Wed
また久しぶりの更新になってしまいました。(゜Д゜)やはりというか、教習所通いが割と忙しく、気がつけばトンボシーズンは終了、釣りに行こうにも海水温は目下低下中・・・。カワハギやアオリイカには少々厳しくなってしまい、このまま2011年シーズンを終えそうです。(´д`;)
そして今年も残すところあとわずか。そこで、また今年も釣り・トンボ・音楽の3つのカテゴリーを振り返ってみようと思います。
前回の記事で告知した敦賀コンサートと神戸のライブ審査は、後日音楽記事にまとめたいと思います。(^^;)
まず最初に振り返るのはやはりトンボ!と言っても前半戦は既に7月28日の記事で振り返っているので、後半戦・7月29日から行ってみましょう!!(`∀´)ノ

上:オオギンヤンマ♂。下:ギンヤンマ♀(同色型)。
右:クロスジギンヤンマ♀の産卵。
後半戦の幕開けはギン属3種から!歩いて5分の池でオオギンヤンマを捕獲し、さらには友人の定点池にて同色型のギンヤンマ♀も確認。クロスジギンヤンマもまだ健在で、少々珍しいカットになりました。
シーズンは春から夏へと移り変わり、数多くのトンボが見られる8月へ。

左上:ハネビロエゾトンボ♂。右上:ナニワトンボ♂(未成熟個体)。
左下:オジロサナエ♂。右下:キトンボ♂(未成熟個体)。
ハネビロエゾトンボは感激でした。なんせ当時は岡山という最強の生息地を知らなかったのですから。(笑)
また、ナニワトンボやキトンボの未成熟個体は、水辺ではあまり見られない為、少々レアだったりします。(^^)8月は特に多くのトンボを見ることが出来たような気がしますね!!

左上:産卵活動中のモノサシトンボのペア。右上:同じくキイトトンボのペア。
左下:夏場から多くみられるアカネ、リスアカネ♂。右下:ハネビロエゾトンボ♀。
中でも、カメラから僅か50Cmほどのところで産卵してくれたヤブヤンマ♀の美しさに大感激!!


来年もこの姿が見られるのを楽しみにしたいところ。
印象的な事は多々あれど、二度の岡山遠征でトンボ刑事さん、そしてKさんにお会いできたのは、今後のトンボライフにおいて非常に重要!且つ、楽しく素晴らしい出来事となったのは言うまでもありません。(^^)

左上:エゾトンボ♂。右上:ヤブヤンマ♂。
左下:アオヤンマ。右下:ミルンヤンマ。
トンボ刑事さんの定点周辺にて確認できたトンボは、アオヤンマ・ヤブヤンマ・ミルンヤンマ・エゾトンボ他。特にエゾトンボやハネビロエゾトンボ、ミルンヤンマの個体数の多さには驚かされました。
アオヤンマはシーズン終了で捕獲できないと思っていただけに、感激のあまり大の字になって絶叫してしまいました。(゜∀゜;)(笑)
そして8月末~9月頭には、初のお籠もりヤンマ捜索や県北部へ。

左上:コシボソヤンマ♂。右上:産卵するオニヤンマ♀。
左下:ミヤマアカネ♂。右下:タカネトンボ。
ミルンヤンマやコシボソヤンマを見事発見する事に成功しました!・・・主に友人が。(゜∀゜;)(笑)
さらには、

別の池でこんな奇妙なトンボも。初めて見る模様だったため、兵庫トンボ研究会に同定を依頼し、友人と共に色々と調べてみた結果、これはショウジョウトンボの異常個体だという事が判明。
トンボは奥が深い・・・。(´∀`;)

各池では2化目のギンヤンマも最盛期を迎え、あちこちで飛翔する姿が見られました。
季節は徐々に移ろい、夏から秋へ。このシーズンはなんと言っても県北がアツい!!はずが・・・

左上:ルリボシヤンマ♂。右上:オオルリボシヤンマ♂。
左下:産卵するルリボシヤンマ♀。右下:オオルリボシヤンマ♀。
想定外の低気温に悩まされ、オオルリボシは写真の個体しか確認できず。
ルリボシも個体数は多くなく、かなり厳しい捜索となったものの、産卵するルリボシヤンマ♀を撮影できた事で疲れは吹っ飛びました。(^^)
が。何に関してもイレギュラーというものは付き物。

なんと、近所にある友人の定点池に、オオルリボシヤンマが飛来していたのです!!
友人曰く♀は観察できていないそうなので、単なる飛来なのか、それとも定着なのか、調査する必要がありそうです。
まぁイレギュラーといえば、高標高の県北の湿地で確認したオナガサナエも超・イレギュラーですが・・・。(゜∀゜;)
10月に入ると、アカネやアオイト属が活性化。

上:集団で産卵するオオアオイトトンボ。下:アオイトトンボ♀。右:コバネアオイトトンボのペア。
今年の目標の一つだったコバネアオイトトンボの撮影に無事成功!そして、オオアオイトトンボの集団産卵の様子も撮影できました。

左上:ナツアカネ♂。右上:ネキトンボ♂。
左下:マイコアカネ♂。右下:打空産卵するノシメトンボのペア。
昨年は少し見られただけのノシメトンボやマイコアカネは多くの生息地を発見したため、来年初夏のガサ入れが楽しみです。(^^)
が、全てが上手く行くわけではありません。

こちらは友人が捕獲したカトリヤンマ♂。僕の方は三度あった捕獲チャンスを全てフイにしてしまい、今年は捕獲できませんでした。(TДT;)
さらにこの辺りから仕事が忙しくなり、加えて教習所通いがスタート。結果、10月後半から12月にかけて、たった一度しか観察に行けないという事態に。

左上:コノシメトンボ♂。右上:マユタテアカネのペア。
左下:キトンボ♂。右下:ヒメアカネ♂。
それでもトンボ達は待っていてくれました。なんとかヒメアカネとキトンボを発見、今シーズンの締めくくりとなったのです。(上写真の上部2種は、10月前半に撮影したものです)
後半戦を一言で表すと、ずばり
尻すぼみ。(゜Д゜)
出足こそ好調だったものの、秋シーズンは不本意なものとなってしまいました。
特に、チャンスがあったのに新種リストに加えられなかったのが、オオイトトンボ・メガネサナエ・オオサカサナエ・オオキトンボ・タイリクアカネ・オナガアカネ。9月に琵琶湖、11月に県北に行った友人は、上記の内見事5種を確認しています。いいなぁ・・・。(´д`;)
また、一番の心残りはやはりマルタンヤンマでしょう。今年こそは♂を捕獲しようと意気込んだものの、友人の定点池では姿を見られず、岡山ではまさかの外れ日を引くという運の悪さ。
来年の夏こそは!(`д´;)ノそう思わずにはいられません。
そして、コノシメトンボ・ネキトンボといった、お気に入りのアカネ達の産卵シーンを撮影できなかったことも悔やまれます。さらには、デジ一に慣れていなかった前半戦・・・つまり春トンボの撮影が上手くいかなかったのも残念・・・。
ともあれ、今シーズン確認できたトンボは79種。目標の80種にはあと一歩届きませんでしたが、昨年からは26種の上積みが得られました。
そして今年3月に購入したNIKON D5000も大活躍!来年も大いに活躍する事でしょう。
来年の4月頃までトンボは見ることが出来ませんが、その間もヤゴは健在!なので、時折日淡も狙いつつ、ガサ入れには行こうと思っています。(゜∀゜;)(笑)
ネアカヨシヤンマのヤゴを探すぞーーー!!!(`∀´;)ノ
コメント
待ってました!!!!
嬉しいので読む前にとりあえずコメントしておきます(笑)
お昼ご飯を食べながらじっくりと読ませていただきます!
お昼ご飯を食べながらじっくりと読ませていただきます!
Re: 待ってました!!!!
お昼ご飯前という貴重なお時間を、MyBlogに費やしていただいてありがとうございます!!(笑)どんどん更新したいのですが、最近は少々時間のやりくりが難しくて大変で・・・。(^^;)トンボの最盛期じゃなくて良かったと思いながら記事を書いていました。(苦笑)
またお付き合いくださいね!!(^^)
またお付き合いくださいね!!(^^)
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