ハチ北遠征その3~ミルンヤンマ~

リスアカネはそこら中におり、それに混ざってナツアカネ・アキアカネもいました。

そして上空を見上げると・・・。もはや飛び方で間違えようのないヤンマ、オオルリボシの姿がそこに!!しかもかなりの数。ギンヤンマ感覚で、オオルリボシが飛んでいます。
これはチャンス! 近くを飛んでいる個体に狙いを絞り、網を振り、ようやく僕もオオルリボシヤンマ♂をゲットしました!!

オオルリボシ♂背面

オオルリボシヤンマ、背面からの写真。上から見ると、背中には名前の由来となったルリボシ模様があり、腰がくびれています。眼はコバルトブルーからエメラルドグリーンに見え、素晴らしいの一言。

池の周りをぐるっと回ってみたところ、オオルリボシは目で確認できるだけで12匹。これはかなりの数ではないでしょうか。 初めてオオルリボシヤンマを見る僕らにとって、これは衝撃の光景でした。

こうなってくると、♀も捕獲して観察したいところ。そこで、この池の最初のポイントに戻り、様子を見ることにしました。 すると、4匹ほどがもつれながらこっちに向かって飛んでくるではありませんか!! 生態から考えて、前の1匹はおそらく♀。そして、後を追う3匹が♂と思われます。

少し離れた場所にいた友人が、もつれた組から脱落した♂をゲット。 そして、3匹になったオオルリボシの、先頭の個体めがけて網を振る僕。 見事に先頭の個体をゲット! 確認すると、やはり♀。しかも、近畿地方に多い水色型ではなく、東北地方に多い黄色型の♀でした。

オオルリボシ♀ blog

♂に比べて、随分ずんぐりしています。 腰はくびれておらず、パッと見は同じ種には見えません(笑)。

ひとしきりオオルリボシの♂♀を観察できたので、また移動。コンビニで一服した後、再び先程のポイントに戻ることにしました。

17時頃、先ほどのポイントに到着。ルリボシヤンマを期待したのですが、現れるのはタカネトンボ♂ばかり。 そこで、湿地近くの細流を見てみることにしました。 すると早速、細流上を飛ぶ小型のトンボを発見。しかし飛び方が今まで見てきたトンボと明らかに違う。 速いんです。 でも飛び続けるワケではなく、あらゆる場所を確認するかのようにホバリングしています。

生態的にはミルンヤンマでは!? しかしこれは僕の腕では捕れないと思い(笑)、友人にお願いしました。 すると一発で捕獲!!(笑)。
やはりミルンヤンマ♂でした!!

ミルン♂ blog

指の上に乗せてみました。 ヤンマなのにこの小ささ。体型も他のヤンマとは違い、胸部が小さく、写真では判りづらいですが腹部の第3節がくびれています。

これに気を良くして細流をしっかりと見て回ったのですが、ミルンヤンマはこの1匹だけ。 しばらく待ってみたものの、タカネトンボ♂オニヤンマしか現れなかったため、近くの看板に乗っていた池を探すことに。

そして発見した池への道の横には、熊出没注意」の看板が。

しかし、怖がっていてはトンボは捕れない!という、なんとも変な理屈に強化された僕らは(笑)、その山道を登ることに。200mほどいくと、木々に完全に囲まれた、枯れ池を発見。 池だった場所は湿地状になっており、素晴らしい環境になっていたのです。
しかし時刻は18時前。しかも山の中ということもあり、かなり暗くなっています。視界が利かないな・・・と思っていると、トンボの羽音が!!

網を振るものの、視界が利かないので空振り。しかし、よく見ると足元で産卵しているタカネ♀らしき個体を発見! 友人にお願いしたところ、またも一発捕獲。 一体君の目はどうなっているんだ(笑)。
友人が捕えたのはタカネトンボ♀。 生態通り、一回打水して尾の先端に水を蓄え、卵の含まれた水滴を岸辺のコケに飛ばしていました。

タカネ♀ blog

暗闇の中ISO感度を上げて撮影したので、あまり色鮮やかに写っていませんが、♂同様メタリックグリーンの色が綺麗でした。
そしてこのポイント、次々にトンボが飛んできます。しかし、暗いので何のトンボが飛んでいるかすら判りません。そんな中、友人はルリボシヤンマ♂・♀、タカネトンボ♂を、それぞれ一発でゲット!

本当に君の目はどうなっているんだ(笑)。

ルリボシ♀ blog

ルリボシヤンマの♀。オオルリボシの♀と同じく、ずんぐりした体形をしています。しかしルリボシ・オオルリボシの違いである胸の模様は、やはり顕著に表れています。

このポイントでの採集も終え、そろそろ帰ろうかとも思ったのですが、もう一度さっきのポイントに戻らないか・・・という友人の提案で、三度戻ってみることに。 すると、水辺の近くのコケの上を、行ったり来たりしている細いトンボを発見!! ミルンの♀か!?と思い、網を振ろうかとしたのですが、やはり暗くて見えない。距離感が全く掴めない。それもそのはず、時刻は18時半。 三度友人にお願いすると、厳しいな・・・と言いながら、またまた一発で捕獲。

君の目はナイトモード機能でもついているのか(゜Д゜;)!?(笑)。

確認すると、やはりミルンヤンマ♀!!

ミルン♀ blog

胸部が小さいのは相変わらずですが、♂とは違い、腰はくびれていません。しかし元が細いせいか、ずんぐりした印象は受けません。 フラッシュを焚いて撮影すると、色の写り方が変わってしまうため、極限までISO感度を上げ、シャッタースピードを1秒にして撮影。20枚ほど撮影して、ブレなかった写真は数枚でした(笑)。コンパクトデジタルカメラで撮るのは、この時間が限界のようです。

撮影を終えるころにはもう完全に夜になっていたため、これにて終了。 長い1日が終わりました。

結局、この1日で確認できたトンボは、ミルンヤンマ・ルリボシヤンマ・オオルリボシヤンマ・オニヤンマ・ギンヤンマ・タカネトンボ・オオヤマトンボ・ナツアカネ・アキアカネ・ミヤマアカネ・マユタテアカネ・リスアカネ・ネキトンボ・オオシオカラトンボ・シオカラトンボ・クロイトトンボ・アジアイトトンボ・アオイトトンボ・ウスバキトンボの計19種類。 

非常に沢山の種類のトンボに出逢えた、素晴らしい1日でした(^^)。

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管理人:ProfessorOGI

姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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