定点で観察した普通種達
2012.06.26 - Tue
最近写真の整理がやや億劫になってきました。(゜Д゜) (苦笑)飛翔写真を撮ろうと思うと、それなりの枚数を撮らないとピントが合わないせいもあるのですが・・・1日に200~500枚弱も撮影していては、時間がいくらあっても足りません(^^;) (笑)
撮影が上手くなれば解決する問題だとも思うので、今後も精進していきたいところですね。(^^)
今回の記事では、土曜日の夕方と月曜日に撮影したクロギン以外のトンボの写真を掲載していきたいと思います。

まずこちらは最盛期に入ったと思われるオオシオカラトンボ。土曜日の夕方に撮影しました。♂はかなりの数が飛び回っていましたが、♀の姿は両日無し。産卵を観るなら7月に入ってからが良さそうです。
足元で頻繁にホバリングしていたため、試しに画面一杯に撮ってみようとしたところ・・・

腹部にピントが合うという、なんとも勿体ない1枚が撮れました。(゜∀゜;)ノートリミングでしっかりと捉えられただけに残念・・。
日は変わって月曜日。

池に入ってすぐ、ギンヤンマ♀が単独産卵しているところに遭遇しました。ペアで産卵しているところしか見た事が無かった為、やや新鮮です。が、この個体は警戒心が非常に高く、僕が動くとすぐに飛び去ってしまいました。

辺りにはまだシオヤトンボが多数。もう超が付くほどの老熟個体ばかり、結構な数が見られました。そして、

この場所でシオヤトンボと入れ替わるように発生するのがこのチョウトンボ。既に水域に出ている個体が4頭いました。



この深みのある藍色は素晴らしいですね。服部緑地でもそろそろ発生が始まっていると思うので、近々見に行きたいと思います。

こちらはショウジョウトンボ。打って変って真っ赤です。♂だけでなく、

♀もあちこちで産卵していました。

左の方に♀。右に見える波紋は♀が打水した痕。
そしてこちらも最盛期入り、

コシアキトンボです。この個体は制止して休んでいましたが、水域で活動している個体も多数見られました。これからの季節は、このトンボに撮影や捕獲を幾度となく邪魔される事でしょう。(゜∀゜♯) (笑)
この後一度家に帰り、夕方16時過ぎに再び出発。今度は歩いて5分の近所の池です。狙いはギンヤンマでしたが、目の前を1頭のタンデムが通り過ぎただけ。
時間帯が悪かったと思い引き返す途中、

コオニヤンマ♂の未成熟個体を発見!!若い個体は山の中や林床、池の近くの草むら等に現れる事がよくありますが、この池では初観察。近くにはコオニヤンマが発生するような川が無い為、かなり遠くから飛んできたのではないでしょうか・・・。

コフキトンボも僅かながら確認。バスやギルが多い池の為多産地ではありませんが、毎年安定して見られます。
そしてこの日一番嬉しかったのは、

ウチワヤンマが出ていました!!(^^)一昨年はこの池では見られず、昨年は台風後2頭を見ただけだった為定着しているかどうか怪しかったのですが、

この日は3頭を確認しました。どうやらきちんと定着しているようです。
そして最後に、

遠距離から撮影したオオヤマトンボです。この場所のオオヤマの最盛期はやや遅い8月半ばで、昨年初めて確認したのは7月でしたが、今年は既に発生していたようです。
近距離から撮影したかったのですが、今は梅雨時の為草が鬱蒼としており池には降りれなかったのです。(^^;)これは仕方のない事ですね。この日はこれにて終了です。
この日確認したトンボは、クロイトトンボ・アオモンイトトンボ・クロスジギンヤンマ・ギンヤンマ・ショウジョウトンボ・シオカラトンボ・シオヤトンボ・オオシオカラトンボ・コフキトンボ・チョウトンボ・コシアキトンボ・オオヤマトンボ・ウチワヤンマ・コオニヤンマの計14種。
普通種とはいえ多くの種が水域を飛び回る姿を観察できたので、中々楽しめました。(^^)
次回の捜索は、天気が良ければ服部緑地に行こうと思っています。(^^)発生の始まったベニイトトンボやチョウトンボ、ウチワヤンマを観察したいところ。
また、先週の土曜日に友人からマルタンヤンマのヤゴを養子にもらったので、その羽化観察の様子も記事に出来ればと思います!!(`∀´)ノ
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