オオキトンボの産卵観察~タイリクアカネも登場~

今日は昼から仕事の日ですが、朝起きると見事な晴れ!!これは短時間だろうと行くしかないだろう、という事で、オオキトンボタイリクアカネを狙って加西市にある池に行ってみる事にしました。

今回は短時間ですが、写真は200枚以上撮影したたためにかなり多めです。(笑)


現地に到着したのは9時40分頃。結構肌寒く感じた為、長袖での捜索ですが・・・まさかの・・・



なんもいねえ。(゜Д゜)



この池は本来ならコバネアオイトトンボオオキトンボナニワトンボ等貴重種の宝庫なのですが・・・何処にもトンボの姿が見当たりません。


それもそのはず、この日の9時現在の気温は14℃。これではトンボ達も寒すぎて活動できませんね。現地では「こんなに暖かいのに何故出ていないのか」と考えましたが、それは長袖で歩き回ったせいだったんですね。(苦笑)


10時を過ぎてしばらくした頃、

マユタテ♂

ようやくマユタテアカネ♂が姿を現しました!!さらに、

リス♂

近くの林からリスアカネ♂も登場。コンクリの上に制止し、体を暖めているようです。やはり寒いんですね。(苦笑)


さらに捜索を続けていると・・・前方に見慣れないトンボを発見。

タイリク?1

配色的にタイリクアカネ♀っぽいな~~と思ったものの、この個体は非常に俊敏。近づくとすぐに飛び去ってしまいます。

負けじと距離を詰めていき、フルズームで撮影してみると・・・

タイリク?2

タイリク?3

間違いありません、初確認のタイリクアカネ♀のようです!!なんとか捕獲を試みたものの、すぐに高飛び・・・悔しすぎます。(T_T)

それでも気温が上がってきたせいか、次々とトンボが池にやってきます。

コノシメ♂♀
左:♂。右:♀。

今年はまだ確認していなかったコノシメトンボ♂も無事確認出来ました。


散策を続けていると、再びタイリクアカネっぽい個体を発見!!一気に距離を詰めた後、慎重に網をスイング!!見事捕獲したのは・・・

タイリク♀1


タイリクアカネ♀キターーー!!!(゜∀゜)


普通種ですがまだ未確認だったタイリクアカネ(苦笑)、ようやくの捕獲です!!(^^)この池は結構内陸に位置していますが、普通に棲息しているんですね。

タイリク♀2
背面。

独特の配色パターンは、中々シブイ魅力があります。あぁ♂も見てみたい・・・。

この個体をリリースした後、♂も探てみたものの・・・何処にも姿がありません。見つかるのはコノシメトンボリスアカネマユタテアカネばかり。

元々時間が短かったので、思いきってこの池を諦めます。そしてすぐ近くにある入った事のない池へ。見事に池底が露出しており、見るからにオオキトンボがいそうな雰囲気ではありませんか!!

泥底に足を取られながら長靴で進んでいくと・・・

ホバるオオキ♂

やはりいました、オオキトンボ!!探雌飛翔(ホバリング)をしている・・・ようですが、余りに遠い&逆光の為イマイチな写真しか撮影出来ません。(苦笑)

池の縁をぐるっと回れば近くで見れるかも、と思って歩き始めたその時。前方30m程の所に2頭のアカネが制止しました。

1頭は大きさ・色共にオオキトンボだと判りますが、もう1頭がイマイチ判りません。フルズームで覗いてみると・・・

タイリク♂?


・・・タイリクアカネ♂??(゜∀゜;)


背中の配色、翅の色づき・・・もはやタイリクにしか見えません。が、僕が1歩動いただけで高飛び。まだ29mは離れているのに・・・。(´д`;) (苦笑)

オオキ制止
制止した1頭目はやはりオオキトンボ♂だった。

ナツ♀
枝先にはナツアカネ♀の姿も。この池でもマユタテやリスは多数見られた。

他にタイリクオオキはいないかと歩いていると、

キトンボ飛翔1

キトンボ飛翔2

すぐ近くでホバリングするキトンボを発見!!どうやらこの池はアカネ達の宝庫のようです。

キトンボ飛翔3

キトンボ飛翔4

キトンボ飛翔5

キトンボ♂はホバリングをする時間が長いので、非常に撮影し易いトンボですね。(^^)

キトンボ飛翔6
旋回するところ。この後池の中央付近へ移動した。

しばしキトンボを撮影した後、ふと前方を見ると・・・オオキトンボのペアらしき影が幾つか見えました!!これは産卵シーン撮影のチャンス!!

池の中央で打水しているペアは時間が無いのでスルー。池の縁で打泥産卵を行っているペアを見つけたので、早速デジ一を構えます!!

オオキ産卵1
ややブレ。打泥の瞬間。

仕事の時間が迫っているので、これでもかと連写で攻めまくりです!!(笑)

オオキ産卵2
打泥直後の飛び上がり。バレリーナのよう・・・。

僕が師匠と(勝手に)呼ばせて頂いている方のHPから得た情報では、「オオキトンボは打水の後かなり高い位置まで上昇する」とありました。実際どれくらいなのかと観察してみたところ・・・

オオキ産卵3

なんとこの位置から打泥を行うんですね。実際何度かフレームアウトしてしまったのは、この高さを捉えきっていなかったからのようです。

オオキ産卵4
逆光の為やや薄暗い・・・。

時折フワフワと飛び♂が♀の産卵を促しているような光景が見られ(左上)、その直後♀は打泥姿勢へ(右上)。打泥が終わると♀は翅を目いっぱい羽ばたかせて飛び上がり(左下)、♂もその動きに合わせるように、♀を引っ張り上げるように上空へ移動します(右下)。

オオキ産卵5

そしてある程度距離を稼いだら、またフワフワとした動きをした後に・・・

オオキ産卵6

急降下!!かなり高度差があるのが上写真2枚から判ります。そしてある程度産卵したら、

オオキ産卵7
ここでようやく順光気味に・・・。

オオキ産卵8

オオキ産卵9

♂主導で産卵場所を変更します。

オオキ産卵10

オオキ産卵11

この写真を見ると、なんだか♀が泥に押しつけられてるように見えなくもないような・・・。(゜∀゜;)

オオキ産卵12
方向転換時は♂が首を大きくひねる。

オオキ産卵13

時折明らかに打泥・打水出来ないような水草の塊にも産卵していましたが、これは実際のところどうなんでしょう・・・。♂はともかく、♀はやや辛そうな体勢に見えます。(苦笑)

そしてこの辺りで産卵は終わったのか、

オオキ産卵14

仲良く飛び上がってホバリング。この後連結を解き、♀は上空へ、♂は産卵場所を飛び回った後池の奥へとと消えて行きました。

ここで早くも終了時刻が迫っていた為、急いで来た道を引き返します。

ノシメ♀
ボロボロのノシメトンボ♀。

ノシメ♂
シブイ色のノシメトンボ♂。

道中目に入ったトンボを捕獲していると、先ほどに比べてノシメトンボの数が増えていました。やはり暖かくならないと活動しないんですね。勉強(?)になりました。時間となった為、これにて終了です。


この日確認したトンボは、オオアオイトトンボ・アオイトトンボ・マユタテアカネ・リスアカネ・コノシメトンボ・ノシメトンボ・タイリクアカネ・ナツアカネ・キトンボ・オオキトンボ・シオカラトンボの計11種。


車のある場所に到着したのは11時10分。時間にすると僅か1時間半の観察でしたが、中々中身の濃い観察が出来たように思います。(^^)


そして本日最高の1枚をご紹介!!ホバリングしているキトンボ♂の翅にピントを合わせた写真を狙ってみたところ、

本日の1枚
Nikon D5000使用。シャッタースピード:1/4000、絞りF値:5.6(レンズ限界値)、ISO感度320、WB/晴天、300ミリフルズーム。Clickすると拡大。

1枚だけ狙いの写真が撮れていました!!(^^)あえて逆光の場所を狙ったおかげで反射光が少し入り、ボディは良い感じにシルエットになっています。今後もこういった「狙ったショット」がバンバン撮れるといいのですが。(苦笑)


さて次回のトンボ捜索は・・・未定ですが、海岸沿いの池で本格的にタイリクアカネを探してみたいと思っています。

もしくは釣り記事になる可能性も・・・。(゜∀゜;)

コメント

お写真見てるとオオキ、見に行きたくなってきました(;^^)
子供らに断固拒否られてるんで無理ですが(笑)

今日パトロールに出たんですがドライブして海を見ながら
おにぎり食べて終了でした。(おい!)
なんか最近、無気力モードです。ダメですねぇ・・・

Re: タイトルなし

オオキ、シブくて良いですよね!!というかオオキがいる池はアカネ属が多数いますから、観察の価値アリ!と思うんですが・・・まぁ子供達からするとちょっと地味でしょうか・・・(^^;) (苦笑)

> なんか最近、無気力モード
やはりヤンマが一気に減りましたからね・・・カトリやミルンも残り僅かでしょうし・・・。来年の春にアオヤンやサラやんが出れば元気になれそうですよね。(笑)

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プロフィール

ProfessorOGI

管理人:ProfessorOGI

姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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