アカネ達の産卵ラッシュ~オオキは普通種?~

この日はタイリクアカネを探しに行く予定でしたが,諸事情により捜索時間が限られてしまいました。

そこで海沿いの新産地探しを諦め、前回と同じ場所(オオキトンボが産卵していた池)でアカネ属を観察する事にしました。

今回は多くの産卵シーンに出くわしたため、写真はかなり多めです。


前回10時前に訪れた際殆どトンボが見られなかった為、この日は10時過ぎに現地着。早速長靴装備で池の周囲を歩いてみると・・・あちこちからノシメトンボマユタテアカネが飛び立ちました!やはりこの池はアカネ属が多いようです。


池を覗くと、

オオキ産卵

普通にオオキトンボが産卵中。さらに周囲には、

キトンボホバリング

探雌飛翔するキトンボ♂コノシメトンボ♂の姿も。

そして池底が露出した場所では・・・

タイリク♂

タイリクアカネ♂・・・で合ってますよね?(゜∀゜;)

あちこちで見られたのですが、なんせ敏感!!まともに近づく事すら出来ません。やはり動きが鈍る午後を狙った方がいいのでしょうか。(苦笑)

そうこうしている内に10時40分を過ぎ、アカネ達の産卵がピークに達する時間・・・になったのですが。突如遮られる日光、そして登場する



分厚い雲。(゜Д゜)



さっきまで晴れていたのが嘘のよう。あっという間に曇り空となり、気温は急降下。池にいたトンボ達も一斉に消え去ってしまいました。

この日は1日晴れとの予報だったにも関わらずこの仕打ち・・・あんまりです。(´д`。)


というか最近の天気予報、外れすぎじゃありませんか?(゜∀゜#)(怒)


一度アカネから離れ、コバネアオイトが多数見られる区域に行ってみたのですが・・・1頭も見当たりません。そういえば前回も見られなかったのが気になります。

昨年の同時期は水抜きが行われていたこの池ですが、今年はほぼ満水のまま。そのせいで見られないのだとするとかなり心配です。


仕方なく、草むらでトノサマバッタと戯れてしばらく時間を潰し(笑)、11時を過ぎた頃に再び太陽が顔を出しました!急いで池に戻ってみると・・・

タイリク産卵1

赤くてノシメ班の無いトンボが産卵を開始!!一瞬「アキアカネが池で産卵か?」と思ったものの、よく見るとタイリクアカネでした!(^^)

タイリク産卵2

タイリク産卵3

タイリク産卵4

タイリク産卵5

逆光ばかりになってしまうのはこの池の難点かもしれませんが(苦笑)、しっかりと観察は出来ました。

後は♂を捕獲して手元で観察・・・と思ったのですが、産卵を邪魔するのは可哀想なのでスルーする事に。(´~`;)結局この日この後、タイリク♂は捕獲出来なかったのですが、気分良く産卵してくれていたので悔いはありません!!(゜Д゜。) (笑)


さらに池の奥へと進んでいくと・・・オオキトンボの♀が単独で池に飛来!!これ幸いと見事に捕獲!!

オオキ♀

♀はまだ手元で観察していなかったのでこれはラッキーでした。(^^)

オオキ♂
雌雄比較用に、後に捕獲した♂。

そしてすぐ傍でホバリングしていた別のオオキ♂が、これまた別の♀を発見して連結しました!!そのまま池の脇に制止。かなり時間をかけて接近を試みたのですが、

オオキ交尾

この距離が限界でした。(^^;)もうちっとまともに撮れなかったものか・・・。(苦笑)


オオキのペアが飛び去って悔しい思いをしていると、今度は足元にマユタテアカネの交尾体を発見!!

マユタテ交尾

流石にマユタテは鈍感ですね。かなり近づく事が出来ました。


マユタテを撮影した後池の更に奥の方に歩みを進めてみたものの、そこには何にもおらず。池が括れた場所から、池底が泥→やや硬い砂に変化していたのです。やはりアカネ達は砂底よりも柔らかい泥底の方がいいのでしょうね。(^^;)

この括れた場所で一度引き返し、来た道を戻ってきたところ・・・

マユタテ単独産卵

単独で産卵するマユタテアカネ♀(ノシメ班型)♀を発見!!が、数点撮影したところで♂に連れ去られてしまいました・・・。(^^;)


気落ちする間もなく、今度は前方でコノシメトンボが産卵しているのを発見!泥に足を取られて苦戦しつつ、なんとか接近に成功!!

コノシメ産卵1

しかし、池の縁には彼らのライバルや邪魔者が多数。

キトンボ♂制止

テリを張るキトンボ♂や、

コノシメホバリング1

コノシメホバリング2

探雌中のコノシメトンボ♂達がひっきりなしに追走してきます。

それでもカメラを向け続けると、

コノシメ産卵2

コノシメ産卵3

コノシメ産卵4

逆光ばかりになってしまったものの・・・

コノシメ産卵5

コノシメ産卵6
ネームスタンプの場所が右上に。(苦笑)

コノシメ産卵7

それなりの写真を何点か撮影出来ました。

コノシメ産卵8

短時間に怒濤の産卵ラッシュを体験出来たため、この池から移動・・・しようとしたその時。目の前の草に1頭のアカネが制止。捕獲してみると・・・

アキ♂

アキアカネ♂でした。(^^)この後♀も1頭確認しましたが、この日見たアカネ属の中でもっとも個体数が少ないのがアキアカネという事態・・・。本当に瀬戸内では減りましたね。

このアキアカネをしばらく撮影し、リリースしてから移動。前日、航空写真で確認した雰囲気の良い池に向かいます。


初めて訪れたその池は、一面蓮だらけ。しかし縁の方には植物が無く、縁は見事に泥底になっています!!これはオオキトンボの新産地発見か!?と期待しつつ、池へ入ってみると・・・

キトンボ♂

まず出迎えてくれたのはキトンボ♂。午前中は敏感で捕獲出来ませんでしたが、昼過ぎになったこの時はアッサリ捕獲出来ました。なんでこうも動きに差が出るのでしょう・・・。(^^;)


さらに歩を進めると、マユタテアカネの産卵中のペアを発見!!

マユタテ産卵1

オオキトンボと比べると上下動がかなり少なく感じますが、

マユタテ産卵2
♀は物凄い角度に。(笑)

マユタテ産卵3

打泥というよりは泥に卵を張り付けているような感じでした。

マユタテ産卵4

マユタテ産卵5

マユタテ産卵6

マユタテ産卵7

マユタテアカネの産卵を一頻り観察した後、すぐ近くでホバリングするトンボを発見!!

オオキ♂飛翔1

やはりいました、オオキトンボです!!(^^)

オオキ♂飛翔2

何故か後ろ脚をだらんと下げて飛んでいたのですが、これには何か意味があるのでしょうか??

オオキ♂制止
ホバリングに疲れたのか、静止するオオキトンボ♂

この個体を一度スルーし、池の奥の方へ。抽水植物がワサワサしており、池底が露出した場所にはオオキトンボが多数見られました。どうやらこの池も安定した産地のようです。(^^)

オオキの産地
オオキトンボが多数見られた池。マユタテやリス、コノシメも多かった。

これでオオキトンボが観察出来る池は5箇所目となります。昨年まで「オオキトンボは何処じゃー!」と叫んでいたのが嘘のよう・・・。(((゜∀゜;)

この池での観察を切り上げるため、来た道を引き返すと・・・

オオキ♂飛翔3

先ほどのオオキ♂がまた頑張っていました。(笑)

オオキ♂飛翔4

オオキ♂飛翔5

中々満足の行く成果となったので、この場所を切り上げ。最後に定点3箇所に短時間の寄り道です。


1箇所目、加西市内にある定点でミルンを探すも空振り。時間帯が悪かったようですが、マユタテリスアカネといったアカネ達は元気に活動していました。


2箇所目、帰り道にある姫路市内の池では、初確認となるキトンボ♂を確認したもののそれだけ。オオアオイトトンボも1頭しか見当たりませんでした。


3箇所目、最後は近場のマルタン池。アカネの状況を見に来たのですが、空はヒドイ曇天。

ヒメアカネ♂♀
上:ヒメアカネ♂。下:ヒメアカネ♀。

キトンボ♂を2頭、ヒメアカネ♂を3頭・♀を1頭発見した他は、

シオヤかと思ったアキ♀1

制止の仕方から一瞬「シオヤトンボ!?」と勘違いしてしまった、

シオヤかと思ったアキ♀2

シオヤかと思ったアキ♀3

アキアカネ♀が1頭。やはり曇り空はダメですね。


時間になった為、これにて終了としました。


この日確認したトンボは、アオイトトンボ・オオアオイトトンボ・ナツアカネ・アキアカネ・マユタテアカネ・リスアカネ・ヒメアカネ・タイリクアカネ・ノシメトンボ・コノシメトンボ・キトンボ・オオキトンボの計12種。


訪れた3箇所全てでオオキトンボを多数確認出来たため、まるでオオキトンボが普通種のようでした。(^^;)今となっては、加西市ではオオキトンボよりもアキアカネの方が貴重なくらいです。(苦笑)


さて次回のブログ記事ですが、今が旬なカワハギ釣りに行き、その模様を、と考えています!!


当日の天気や如何に・・・。(((゜∀゜;)

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管理人:ProfessorOGI

姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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