嗚呼・・・神津島・・・
2010.09.22 - Wed
随分と久しぶりに、風邪をひいてしまいました。前日から続く負の連鎖はまだ終わっていなかったようです(´д`)。僕は「風邪の菌が体内に入る瞬間」を感じることがあります。これ、ウソみたいなホントの話。息を吸い込んだ拍子に喉にチクッとした違和感が。その瞬間、
「あ、なんか喉に菌がくっついた(゜Д゜;」
となるわけです(笑)。その違和感は喉奥~胸部あたりに徐々に広がっていき、翌日には風邪に・・・。皆さんには、そんな経験はありませんか??(苦笑)
まあしかし風邪をひいてしまったので、神津島には行かなくて正解だったのかもしれません。昨年11月に風邪をひいて神津島に行った時はおそろしく大変だったので・・・。
風邪をひいても釣り遠征をキャンセルしたくない島、それが神津島です(笑)。
神津島は、東京都心からおよそ178㎞離れた太平洋上に浮かぶ、海岸線長(周囲)およそ22㎞・面積18.48K㎡の島で、最高標高は571m。島の人口は1900人ほどのようです。伊豆七島の中の一つであり、かつては「水の透明度日本一」にも認定されたほどの、美しい海に囲まれています。

神津島の風景。
とにかく海が綺麗で、素晴らしい島です。石英を豊富に含んだ岩場が削れて砂浜を作るため、島には真っ白で美しい砂浜もあります。そしてやはり沖合に浮かぶ離島なので、釣れる魚も超・豪華。そしてサイズは規格外です。
堤防から釣れる魚種は、関西でもポピュラーなイサキやグレ(メジナ)から、果ては高級魚であるシマアジやカンパチ、マグロまでもが防波堤から釣れてしまったりします。イサキやグレもサイズが半端なく、イサキは40㎝オーバー、グレも60㎝近いものが上がるそうです。
さらにさらに、防波堤(桟橋)の先端では、過去に40キロのクエや、70㎝クラスのイシダイも上がっているとか・・・。(゜_゜;) まさにお魚パラダイス。

上の写真は、港の中を泳ぐ1kgほどのカンパチです。水深が6m以上あるのにこの透明度。そして港の中の船溜まりに、カンパチのような魚が入ってくるんですね・・・(^^;)瀬戸内では考えられません。
そんな神津島でいつもお世話になっているのが、民宿よねきさんです。
もはや常連となっている僕ら親子(父と僕)ですが、よねきの皆さんはいつもとても親切で、何回行っても「また来たい!」と思ってしまいます(^^。
そして、ご飯もハンパなく豪華。なんせ、夕食には毎回この舟盛り!!↓

時に若旦那さんや大旦那さんが釣った魚を食べさせてくれるので、新鮮さが違います。この時はカンパチとグレ(メジナ)、そしてケンサキイカという、とても豪華なコラボレーションでした。魚好きにはもうたまりません!!(>▽<)
よねきの皆さん、いつも本当にありがとうございます(^^)。
そんなよねきさんにお世話になり、僕と親父はいつも何を狙っているのか。ずばり、アオリイカです。

神津島で釣ったアオリイカ。約900g。
イカの王様といわれるアオリイカは、とにかく「食べておいしい」の一言に尽きます。そして、俗に「ジェット噴射」と言われる強烈な引き。掛けたときの引き味は、もう最高です。
しかし、「離島ならでは」というのは、プラスばかりではありません。
まず第一に強風との戦い。僕は春や秋に何度か訪れたのですが、いつも強風です。それも風速10m程度はザラで、ひどい時は1日釣りが出来ない・・・なんてことも。そして、その強風のため、搭乗予定だった船が欠航になることもしばしば。ジェットフォイルという高速船で片道およそ4時間かかるのですが、もしジェットフォイルが欠航になると、大型船でおよそ8時間の船旅になってしまうのです・・・。
結構キツイです、はい。
そして僕の場合は、その日のうちに姫路か大阪に戻らないといけない。新幹線でおよそ3時間・・・・つまり、片道だけで半日近くが潰れてしまったりもするわけです。
しかしながら、ごく稀に天候に恵まれた日は、やはりよく釣れます。

昨年5月にゲットした、1.9kgのアオリイカ。
暗闇の中携帯で撮影しました(^^;。新入生歓迎会に持ち込み、後輩がとても喜んでくれました(笑)。

初挑戦のフカセ釣りでゲットしたイシガキダイ。
こんな獲物が釣れるので、神津島遠征はやめられません(笑)。10月に延期になってしまいましたが、その時までに体調を整え、大物をゲットしたいと思います!!(^^)
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