渓流釣り解禁!~管理釣り場から超難関(?)の本流へ~
2013.03.16 - Sat
〇ブログ、引っ越しました!!2019年3月 新ブログはこちら!釣り記事の更新がストップしていました。(^^;)なので今回は、三度の渓流釣行の内容を纏めて書きたいと思います。
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3月4日の月曜日。この日のために有給を取ってくれた生徒のHさんと共に、小柿渓谷放流釣り場へ行ってみました。
午前8時半頃に現地到着。今回がアマゴ釣り初挑戦のHさんに仕掛けと竿を渡し、釣り方を説明していると、管理人のオジサンが放流にやって来ました。
バケツの中にはアマゴが17~18匹程。基本的に1キロ程度の放流なので、サイズが大きければ放流数も減ります。この日はやや少な目だけど少し大きい、とはオジサンの談。
放流してもらってから5分程経ち、アマゴが水に馴染んだであろう頃を見計らって釣り開始!
そして怒濤の入れ食いタイム!(゜∀゜)

綺麗なアマゴ。
なんと開始40分で18匹ゲット!!・・・したのはいいのですが、パッタリアタリが止まりました。
放流直後、手前の方で群れていたアマゴを少し離れた場所から1匹ずつ見釣りしていき、そのアマゴ達がいなくなると同時に釣れなくなったのです。様子を見に来たオジサン曰く、
「もう放流分は釣りきったんちゃうか。移動しながら釣り歩いてや。」
との事。パラパラと釣っていくHさんにコツを幾つか伝えた後、釣り残しを求めて探り歩いていきました。
結果、

当日の釣果。アマゴ23cmまでを24匹(写真内は20匹)。4匹はHさんにお裾分け。
24匹のアマゴをゲットする事が出来ました。(^^)発挑戦のHさんもなんとか二桁ゲット出来、中々楽しい釣行となりました。
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そして迎えた3月12日の火曜日。昼過ぎには大阪に戻らないといけませんが、午前の時間を使ってとうとう待ちに待った本流デビューです!(゜∀゜)
前日仕事帰りにフィッシングカンパイに立ち寄り、年券とイクラを購入。店長さんから
「成魚放流の場所、5日に行ったらヒドイ目にあってねぇ(苦笑)。支流の方がええかもしれんねぇ」
とのお話を聞いた為、一路揖保川の数ある支流のうちの一つに行ってみました・・・ボーズ覚悟で天然アマゴのみを狙いたい、という気持ちも強かったんですよね。(^^;)
そう、この時はまだ渓流釣りの難しさを理解していなかったのです。
播但道から中国道を利用し、7時半に目的の河川に到着。車を上流に向けて走らせ、良さそうなポイントに入ります。

奥の方が良い感じ。
早速5.3mの愛竿で、流芯に仕掛けを入れ・・・
一発で木に引っ掛かりました。(゜Д゜;)
そう、ここは天然河川。整備された管理釣り場とは違い、頭上には多数の枝が張り出しているのです!(´д`;)さらに足元には多数の野バラが。これがあると服に引っ掛かってすごく困ります。
これらを攻略しないと釣果は上げられないな・・・等と考えつつ、第二投。垂れている枝を避けながら流そうとした・・・その時!物凄い勢いで目印が引っ張られました!!
アワセを入れると小気味良い引き!タモでキャッチしたのは・・・

初物ゲット!
天然アマゴキターーー!!!(゜∀゜)
厳密には昨年の稚魚放流個体だと思われますが、初めて天然アマゴをゲット!まさか二投目でゲット出来るとは思っていませんでした。あぁ幸せ・・・。(´∀`。)
が、しかし。この後は頭上にある枝や、天然渓流の足場の悪さに大苦戦。


下流から上流へ移動しながら(渓流釣りでセオリーの釣り上がり)、良さそうなポイントを見つけては仕掛けを流していきますが、

この支流は全体的にムカシトンボがいそうな環境。(苦笑)
一度アタリがあっただけ(しかもアッサリ空振り)。仕掛けがポイントに入ればアタリはありそうですが、そもそも狙い通りのポイントに仕掛けが入らないのです。
途中からずっと3.6mの竿を使用していましたが、流れが複雑なうえに頭上の枝が邪魔をしてまともに流せず・・・。場所を変えた先でようやくフッキングしたかと思えば・・・
針外れ。(゜∀゜。)
さらに他の支流は、あちこちに河川改修の重機が入っていて水が茶色く濁っており、とても釣りが出来る状態ではありません。
結局10時半頃からは場所移動に時間を使ってしまい、殆ど釣りが出来ないまま・・・納竿となりました。(泣)
この日の釣果は、なんと16.5cmのアマゴが1匹だけ。ド貧果に終わってしまいました。(;Д;。)
しかし、どうやって釣れば良いか、どの川が良さそうでどの川がアウトなのか等、情報収集は出来ました。通ってみない事にはなんとも言えないですね。(^^;)
おそらく5回目くらいから釣果が出始め、10回目くらいで慣れてくるのでは・・・と、この段階では無難に予想していました。とにかく慣れるしかない為、今後は仕事前や休日等、空き時間がある限り通ってみよう、と決意を固めたのです。
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3月16日。仕事が昼過ぎからなので、昼頃まで揖保川支流に行ってみる事にしました。
朝5時過ぎに起床、準備を整えていざ揖保川へ。前回のポイントよりもさらに北上し、峠道を超えた先にあるポイントに入ってみる事にしました。

川幅がそこそこあり、頭上に木が張り出している事もありません。この場所なら釣りやすいはず、と、身を潜めながら仕掛けを流していきます。

が、底がかなりボコボコで、根掛かりが頻発。オモリを軽くすることで対処しましたが、今度は向かい風のせいで狙った場所まで仕掛けが届かないという悪循環。
それでも少しずつ釣り上がりながら、釣る角度を変えてみたり、エサをイクラからキンパクやヒラタに変える等四苦八苦。

水深があって良さげな場所。
なんとか1匹釣りたいという思いで仕掛け(エサは喰いこみの良いヒラタ)を流していくと・・・流れの中央付近で目印が止まりました!!軽くアワセを入れると、ググイッという感触!!
うぉおおおおお!!アタリだぁ!!!!(゜Д゜;)
と興奮しすぎたのか、
すぐに針ハズレ。(゜Д゜。)
ようやくのアタリだったのに、アッサリとバラしてしまう自分の下手さ加減に思わず意気消沈・・・。本気で凹みます。(泣)
しばらくこの場所付近を釣り歩いてみたものの芳しい成果が出なかった為、さらに上流部へ移動。道が無いので時折川の中に入りつつ、音をたてないようにしながら慎重に上流部を目指します。
ふと頭上を見上げると・・・

見事な氷柱が。この日釣り始めた時の気温は氷点下3度だった為、渓谷の奥深くにいけばこういった光景が見られるんですね。所々に雪が残っていた時は少し驚きました・・・なんせノーマルタイヤなので。(苦笑)
そうこうしながら釣り歩いていると、

良い感じの淵(というかプチ滝壺!)が出てくるようになりました。ここぞとばかりに仕掛けを流していきますが、やはりそこは自然渓流。まだ上手く流れが読めず、仕掛けがまともに流れません。
それでも気配抜群の場所が続く為、ヒラタを根気強く流していると・・・反流点で仕掛けが止まりました!!すかさずアワセを入れると、中々の引き味!!ようやくアマゴがフッキングしたのです!!
なんとかゲットしたい思いで竿を操り、姿を見せたのは・・・20㎝ほどある良いサイズのアマゴ!!強引に引き抜かず、タモを使って・・・等と考えていると。
足元を踏み外してバランスを崩した為に、空中に飛び上がるアマゴ。
そして空中で踊りまわるアマゴ。
そして軽くなる竿と、水の中を泳いでいくアマゴ。
・・・・・・・・・・・(゜Д゜;?)
そう、
目の前での針ハズレです。(○д○;)
あまりの出来事に茫然自失。涙が出そうになりました・・・嗚呼心が折れそう。(´д`;)

アマゴが掛かった場所を上流部から撮影。写真中央の流れ込みの左側で喰った。
殆ど源流域に近い雰囲気になっているので、足場がかなり悪かったんですね。やはり長靴装備では足元を気にしなければならないので、早いうちにウエーダーを購入した方が良さそうです。
時間もそろそろ怪しくなってきたので、ボーズを逃れるために釣り歩いて行きますが・・・

イワナがいるかも?しれない、かなり深い淵。見た目以上に流れが複雑で流し方が判らない。(泣)
結局この後はアタリなし。11時過ぎに無念の納竿となりました。そう、なんと
およそ9年ぶりの丸ボーズです。(゜∀゜;)
この所ボーズというものを味わっていなかったので、この悔しさは凄まじい物があります。あの時足を踏み外していなければ・・・そう思うと帰りの車内で大反省&身悶えするしかありません。(苦笑)
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さて、小柿渓谷放流釣り場はともかく、自然渓流に出てアマゴ釣りの難しさを実感しています。とは言っても天然渓流釣りは今年が初挑戦なので、最初は何事も上手くいかないもの、と開き直る事が大切なのも事実。
今後は「何回釣りに行ってもOK」という年券を心の支えにして、通い詰めてみようと思います!!(´Д`;)ノ
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