美味なるアオリイカを求めて~垂水リベンジ~
2010.10.01 - Fri
昨晩は大阪の福島でCRONOバンドのリハがありました。大阪に行ってからもう4年が経とうとしているのですが、実は大阪環状線に乗ったのは今回が初。しかも僕は極度の方向音痴。待ち合わせの福島駅に無事着けるか・・・と心配していると、CRONOに
「改札は一つしかないから!迷わんから!\(゜Д゜;」
と念を押されてしまいました(苦笑)。
そしてリハ。V系バンドなので、当然激しい動きも演奏と一緒に練習します。
しかし、お客さんがいて、初めてその動きは「V系バンドの動き」となります。バンドとお客さんがリズムに合わせ、一体になって動くことにより、LIVEハウスに独特の空気が生まれる。これぞV系バンドのLIVE!!
しかし、お客さんがいないスタジオで、メンバーのみで「V系の動き」をやるとどうなるか。
もはや一種のアブナイ宗教です(((((゜ロ゜;。(笑)
ダーダーダダッタ・・という歪みギターの音とドラムに合わせて大きく頭を振るのですが(ヘドバンと言います)、隣のスタジオに入られる方は小窓から僕らの動きを見て、さぞ驚かれたことでしょう(笑)。
ちなみに、行きも帰りも迷わずに済みました!(笑)
昨日はV系バンドのベーシストProfessor、そして今日はようやく体調が戻ったので、アングラーとして垂水漁港に行ってきました。待ちに待った釣りです!
前回の垂水釣行は狙いのアオリイカが4杯しか釣れなかった為、今回はリベンジマッチ。時期的にもアオリイカ(秋アオリ)のベストシーズンです。潮回りが小さいのが気がかりですが(今日は長潮の前日の小潮)、神戸~明石は激流の為、ちょうどいいかと思っての釣行です。
姫路に帰る電車で、垂水で途中下車といういつものパターン。16時半頃に釣り場到着です。今日の釣り場は、アジュール舞子・T字波止。平日にもかかわらず、釣り場には多くの先客が。さすが人気ポイント。

夕陽の写真を撮る僕の傍らでは、オジサンが竿を曲げています(写真右)。
正体はアジで、15cmほど。この時期のアジはとても美味しいので、多くの方がアジ釣りを楽しんでいるようです。そして足元を見ると、すさまじい数のスミ跡。いかにここでアオリイカが釣れているかを、如実に物語っています。
僕もエギングの準備を済ませて早速第一投。しかし、小潮にも関わらず、潮はゴウゴウと流れています。2.5号のエギがあっという間に沖まで流されていきます。本来アオリイカは底の方にいることが多いため、エギを底まで沈めないといけないのですが・・・これではとても無理。エギのサイズを3号に変えて頑張ってみました。
しかし、全くアタリ無し・・・(゜Д゜)。
と、突然対岸でジグを投げていた方が「ヨッシャー!」と叫び、大きく竿を曲げているではありませんか!!(゜▽゜)。タモ網まで登場しています!!これは青物が回って来たか!?そう思った僕は、すかさずエギをジグにスイッチ、思いっきり遠投!さあ、ハマチ釣ったるで~~!!っと思っていると・・・何やら対岸の動きが怪しい。
なんか周りの人達笑ってないか・・・?
よーく見ていると、先ほど「ヨッシャー!」と叫んでいたオジサンの竿に掛かっていたのは・・・。
巨大なワカメでした(笑)。
引き上げた後、笑いながら頭を抱えるオジサン。
解ります、その気持ち解りますよ・・・(´д`)
ここは潮がとても速いので、大きな海藻がかかるとすごく重いんです。
そして、ジギングは糸を巻いている時に「ガツン!」っとくるのが定石。それはどの魚、海藻、ゴミでも一緒なんです(笑)。なので、獲物と海藻を勘違いしてしまう訳ですね。
冷静になった僕は、そっとジグを置き、エギに付け替えるのでした(笑)。
そうこうしている内に、一気に夕暮れ。

写真を見ると、改めて多くの人が釣りをしていたんだと実感します。一応夕陽を撮ろうとしたのですが、釣り人が多すぎて変な構図に。一体僕は何を撮りたかったんでしょう(笑)。太陽の辺りに魚も写ってるし・・。
対岸では、一眼レフカメラを持ったカメラ愛好家の方々が続々と集まり、明石海峡に沈む夕焼けを撮影していました。どうやらここは、カメラ愛好家の方にとっても好ポイントのようです。
時刻は17時半を過ぎ、釣り始めて1時間。そろそろ、釣れなくてしんどくなってくる時間帯です。
そこで目先を変え、エギの上に1.5号の中オモリを付けてみることにしました。これにより、小さなエギでも底が取りやすくなります。その分、今まで2~3段だったシャクリ方も変え、大きく1回→一気にリールを巻いて、鋭く2回のパターンに。
すると、なんと一発でヒット!!この瞬間が堪りません!!釣れない時に試行錯誤を繰り返し、その時思いついた方法でヒットさせた時は感無量です。
上がってきたのはトンカツサイズ(胴長15㎝)のアオリイカ。隣のオジサンからも「良かったなあ、兄ちゃん! 今日は皆不調やから、価値のあるイカや!」との賛辞の声。ああ、釣りに来てよかった(笑)。
しかし後が続きません。反応が全く無いまま、とっぷり日が暮れてしまいました。

周りも全く釣れていない為、仕方なく18時半頃にポイント移動。後で知ったのですが、このアジュール舞子・T字波止は、大潮・中潮など、潮回りが大きい日によくアオリが上がるそうです。
10分ほど歩き、前回釣ったポイントで釣り再開。こちらはあまり人気がないのか、釣り人が2人しかいません。
釣り始めてしばらくして、コロッケサイズを追加。しかしここも後が続きません。
この後何度もポイントを変えながらあちこち釣り歩いてみましたが、悲しいくらいに反応なし・・・。
同じ場所に戻ってきて再び釣っていると、なんと10分前に僕が釣っていた場所で、オジサンがアオリイカ(コロッケサイズ)をゲット!
なんで僕の時には来てくれなかったんだぁぁ~~~(~д~;)
まあ、これが釣りですよね。腕によるところも大きいのですが(苦笑)、この時期のイカはタイミングが特に重要。事実、この日は大勢の釣り人を目にしましたが、アオリイカを釣っている人を見たのは2度だけ。
これだけ人数がいると、もはやタイミングの合致が無ければイカは釣れないのです。厳しい世界ですね・・・(苦笑)。その後、このポイントもわらわらと人が増えていき、最終的にはこのポイントだけで20人を超える人が釣りをしていました・・・。
結局この日は22時まで粘りましたが、釣果は伸びず。 アオリイカ2杯という貧果で終わってしまいました。リベンジのはずが全くリベンジにならず・・・こやって釣行回数だけ増えていくんですね・・・(苦笑)。
トンカツサイズのイカが釣れたのは釣れる時間帯(マヅメ時)だった為、写真を撮りそびれていました。なので、家に帰ってからパチリと一枚。

う~ん、クーラーから出したイカは、ちょっと写真的にイマイチ・・・。釣りたてはとても綺麗な色をしているんですが・・・↓

9月に小豆島で釣ったトンカツサイズ。
今日もアオリは刺身で頂くことにしました。やはり新鮮なイカは刺身が一番です(^^)

何度食べても美味しいです。この為に6時間近くも粘ったんだなぁと思うと、味もまた格別(笑)。何といっても生のゲソがとにかく旨い!!(^~^)
僕は料理も趣味の一つなので、イカも様々な料理法にトライしています。
刺身に始まり、塩焼き・バター醤油焼き・天麩羅・焼きそばは王道ですね。さらに、屋台風串焼き・ナンコツの味噌煮込・韓国料理フィエ(イカフェ)・田楽・イカツミレ団子・イカチヂミ・中華あんかけ・酢味噌和え等等・・・。
とにかくアオリイカは、どんな料理にも合います(汁物はダメでしたが)。(^^;)
次に釣ったアオリイカは、新しい料理法にトライしてみたいと思います!(^^)
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