カトリヤンマ捕獲!!~アカネ属も大漁~

トンボシーズンもいよいよ終盤戦。今日は加西&加東市方面へ行ってきました。

狙いはカトリヤンマ、ナツアカネ、ノシメトンボカトリヤンマは以前から追いかけていますが、地元でそれらしき姿を確認したのはわずか3回。どうしても捕獲したい種です。
ナツアカネは以前氷ノ山付近で捕獲したのですが、成熟♂の写真が無い。ハチ北で捕獲・撮影した個体はアキアカネの疑いがあり、今回改めて狙ってみる事にしました。
ノシメトンボは今が最盛期なので、狙うのは今回が初です。

航空写真で見た地図を頼りに、昼頃池群に到着。まずはナツアカネを狙って、車で走りながら良さそうなポイントを探します。と、池が田圃に囲まれた場所を発見。散策していると、すぐにナツアカネを発見!幸先の良いスタートです(^^)。ナツアカネは、昔はポピュラーな種だったのですが、今現在は環境の悪化により急激に数を減らしているようです。ナツアカネ別記事に特集を組みました(笑)。

ナツアカネを複数確認したこのポイントを後にし、次はノシメトンボを狙って車で山の中へ。山中にある池群へ向かいます。
しかし、ここで確認できたのはリスアカネ・オオアオイトトンボのみ。移動途中に立ち寄った池の畔では大量のキノコを発見。キノコは素人なのでわかりませんが、見た目は若干美味しそうでした(笑)。
次のポイントは、山の中にある通路横の湿地化した場所。新種を期待したのですが、この場所ではヒメアカネマユタテアカネのみ。

アカネ属+α Blog
写真左上・ヒメアカネ。写真右上・マユタテアカネ。
写真左下・リスアカネ。写真右下・池の畔に生えていた謎のキノコ(笑)


こうして並べてみると、アカネ属は本当によく似ています。リスアカネは翅に黒い帯(ノシメ斑)があって、胸部の黒条が途中で途切れる。3種の中では一番大型です。ヒメアカネマユタテアカネは非常によく似ているのですが、顔を正面から見ると一目瞭然。マユタテは名前の通り、額に眉のような模様がありますが、ヒメにはありません。どちらも小型で大きさは4センチ弱。慣れると腹部の模様等から、飛んでいても見分けがつきます。

その他平地の池も回ってみたものの、見れるのは普通種ばかり。中には僕の大好きなネキトンボや、この時期には珍しいチョウトンボもいました。

チョウトンボ♀ Blog
チョウトンボ♀

かなりの老熟個体のようで、捕獲した時には既に翅はボロボロ。尾の先には卵塊を付けていたので、3枚写真を撮ってすぐに逃がしました。

そうこうしている内に時刻も夕方に差しかかった為、ノシメトンボを諦めてカトリヤンマを探す事にしました。目指すポイントは、以前カトリらしき個体を確認した場所。山中の湿地化した小川です。が、ここには全くいませんでした。本命ポイントと踏んでいただけに、かなりショックです。

どこかポイントはないか・・・そう思いながら、ポイント下に停めていた車内で考える僕と友人。とその時でした。眼下の田圃群から飛び出す影。そのまま車の上を通り、山の中へ入っていきました。
今の姿は間違いなくカトリだ!そう確信した僕らは、影が飛び出してきた田圃の畦道で、離れて網を構えます。よく見ると、広い田圃の上をカトリらしき影が3匹ほど飛んでいます。その中の1匹が、真っ直ぐこっちへ向かってきました!そのまま友人の射程圏内へ!このチャンスを逃す友人ではありません。引きつけて一発で捕獲!!網から出てきたのは・・・

カトリ1 Blog

遂にやりました(友人が(笑))、カトリヤンマ(♀)です!!
ここまで長かった・・・(´д`)

黄緑色のボディに、透明感のある水色~薄緑色の複眼。図鑑で見るよりも遙かに美しい体色をしています。感動のあまり、トンボを持つ手が震える僕(笑)。この個体を30枚ほど撮影して逃がした後、またすぐに別個体を一発捕獲する友人。こちらも♀でした。

そろそろ僕も捕らねば!(゜д゜;)と焦るのですが、中々こちらまで飛んできません。どうやらコース取りを間違えてしまったようです。

友人の方にも飛んでこなくなったため、田圃を回るように移動。と、用水路沿いを歩く僕の視界の端で、1匹のトンボが枝の先端に制止しました。アカネ属のようですが、今までのアカネと色が違う。振り向き様に網を振って捕獲。そして、友人を呼ぼうとしたところ、もう1匹アカネ属がホバリングしているのを発見!既に網には1匹入っていたのですが、そのまま下から上へ振り上げてこちらも捕獲成功!友人と共に見てみると・・・

ノシメトンボ Blog
ノシメトンボ♀

コノシメトンボ Blog
コノシメトンボ♀

ノシメトンボ(♀)コノシメトンボ(♀)でした!これには2人ともビックリ。本来この2種は止水域に生息しますが、捕獲したのは用水路、流水域です。近くに廃棄田や池があるので、その近くから飛んできたのかもしれません。この2匹以外は見あたりませんでした。

この2種もパッと見は似ているのですが、胸部の模様が違う。コノシメは2本の黒条が繋がるのに対し、ノシメは繋がらずに1本が翅の付け根に届きます。

これで今日の目的の種は3種類共捕獲した事になります。目標を達成したのは久しぶりでした。(^^)

こうなってくると、後はなんとしても僕がカトリを捕らなければいけません(出来れば♂)。友人が階段状になった畦道を降り、それに続こうとしたその時、

来た、上!」との声!

草が生い茂って滑りやすい階段の上にいた僕は、慌てて斜め上を確認。すると1mくらいのところをカトリヤンマがかすめて、ホバリングをしようとしているではありませんか!

焦った僕は


カ○♯△あ◇♭お¥!!~(゜Д゜;)


などと意味不明な絶叫をあげつつ、明後日の方向へ網を振っていました(笑)。人間って、驚いたり焦ったりすると意味不明な事を言うもんなんですね(笑)。当然逃げられました・・・(哀)

気落ちしつつ、今度は僕が用水路沿い、友人が林と畦道の間付近の二手に分かれて探します。

すると、用水路上を行ったり来たりするカトリを発見!

「カ♯あ◇○よ♭お◇¥!!~(`Д´;)」


またしても意味不明な事を口走る僕。そしてまた逃がしてしまう僕。チャンスの時こそ平常心。僕はこの言葉と一生縁遠い気がします・・・(苦笑)

一旦このポイントから離れて、別の場所へ。地図にあった湿地を目指します。湿地への入り口らしき場所には木々が生い茂っていましたが、何とか分け入って行きます。段差が結構あり、右足を野バラでボロボロにしながら到着したその湿地には、アオイトトンボと野ウサギがいただけでした(笑)。

日没直前に、もう一度さっきのポイントへ戻る事に。なんとかカトリヤンマを仕留めたいところです。2匹目のドジョウ的考えで先ほどの用水路に戻ってみたのですが、カトリはいません。もう日没だし、そろそろ終了か・・・と思ったその時、眼前の林の中からカトリヤンマ登場!!そして、高い場所を摂食飛翔しています!!

おそらくはこれが最後のチャンス。用水路横の草むらで身を屈め、降りてくるのを待ちます。すると期待通りに、用水路上を行ったり来たりし始めました!!
焦らず、慌てず、落ち着いて・・・(゜д゜)そう自分に暗示をかけ、狙いを定めて一気に振りぬきます。そして、見事カトリヤンマ(♀)をゲット!!!

カトリ2

もうかなり暗く撮影は難しかったため、友人に上から照らしてもらい、フラッシュを焚いて撮影しました。自然光の美しさにはかないませんが、元が美しいヤンマのため、十分に綺麗でした。

本日はこれにて終了。カトリ、ノシメ・コノシメの雄は次回に持越しです。

今回捕獲(もしくは確認)出来たのは、アオイトトンボ・オオアオイトトンボ・アオモンイトトンボ・クロイトトンボ・アジアイトトンボ・ナツアカネ・ヒメアカネ・リスアカネ・マユタテアカネ・ネキトンボ・コノシメトンボ・ノシメトンボ・カトリヤンマ・ギンヤンマ・コシアキトンボの計15種類。

目的のカトリヤンマ・ナツアカネ・ノシメトンボを捕獲できた上に、来年春が楽しみな場所も沢山見つけ、非常に充実した1日でした(^^)。

ナツアカネの写真は、別記事に掲載します!!

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姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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