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流水サナエを求めて/前編~豪華ゲスト登場!~

またまたガサ入れに行ってきました。
天気予報ではかなり冷え込みが厳しいとの予報だったのですが、トンボシーズン開幕へ向けて、そんな事は言っていられません(笑)。

今日の狙いはムカシトンボ&流水サナエ&ミルンヤンマ。その道中に変わった生物が見られたらいいな、ということで、兵庫県の山奥の河川上流部へ向かいました。が。

予報通り冷え込みは厳しく、そしてまさかの雨。さらに、山に入るにつれて徐々に気温は下がっていき・・・


雨が雪に。(゜Д゜;)


もう3月下旬だというのに、真冬並みの寒さです。しかし、我々はこの程度で諦めるなんてありえません(笑)。ポイントに着く頃には雪もあがるだろう、ということで強行です。


一か所目の流水サナエポイントに到着、降車したものの、雪は以前チラホラ。時折吹く突風が身に染みます。

川原に降りてみると、生垣のお陰で風はあまり来ず、しかも川はかなり良い雰囲気!!これは期待できそうです。


一ヵ所目 Blog
一か所目のポイント。

川の中には無数のオイカワカワムツの魚影。そして、足元にはカワヨシノボリが。早速堆積した落ち葉の中に網を入れると、入るわ入るわ、無数のヤゴたち!!これには友人とともに大喜び。(^^)

ヤゴズ Blog
左上:お馴染み、コヤマトンボ。右上:友人が捕獲したミヤマカワトンボ。
左下:クロサナエ(トンボ化している終齢)。右下:ダビドサナエ(終齢)。



狙っていた流水種であるクロサナエダビドサナエがしっかり網に入りました。両者ともかなり流下するサナエなので、きっと春にこの河川の上流部に行けば、成虫が見られる事でしょう。(^^)

かなり体型に差がある個体が幾つか網に入ったので、最初は別種か?と思ったのですが、よくよく考えると、もう羽化シーズンが近いんですよね。(クロ・ダビド共に4月中旬~下旬肛上片瘤を確認した結果、クロサナエダビドサナエが「トンボ化」している事が発覚しました(ヤゴは羽化時期が近付くと、体型が細長く、よりトンボに近くなるそうです)。


またいつものようにサポートしてくださったYacchanさん、ありがとうございます。(^^)


そして、ダビドサナエヤゴの顔があまりにもユニークなので、友人に持ってもらい、顔のどアップ写真に挑戦。

ダビド正面Blog

ご覧くださいこの怪獣顔!!!(゜∀゜)これぞまさに、現代に蘇った怪獣(笑)。ちなみにこのダビドという名前は、フランス人の生物学者の名前が由来となっているようです。


そしてさらに新しい獲物が!!

ミルン Blog

ミルンヤンマキターーーーーー!!!!(゜∀゜)


探していたミルンヤンマ、あっさりゲット!!(笑)

体を反らす擬死、生息環境、見た目の雰囲気等、ヤゴの時はかなりコシボソヤンマに似ます。しかし擬死は、トンボ界一の擬死チャンプであるコシボソには遠く及ばず(笑)、コシボソは頬に棘があるのに対し、ミルンの頬には棘が無い事で見分けられます。


それにしてもヤンマ系は、ヤゴの時からフォルムがカッコイイ・・・。(^^)


このポイントでは30頭近くのクロ・ダビドヤゴや、オジロサナエ・コヤマトンボ・ミヤマカワトンボ・コオニヤンマが見られたので、満足して次のポイントへ。

支流伝いに山を登っていき、ムカシトンボがいそうなポイントを探します。しかし、道の状態がかなり悪く、最深部まではいけそうになかったので、その手前でガサ入れして見る事に。


2か所目Blog
2か所目のポイント。

木が生い茂り、鬱蒼とした雰囲気。そして、川の中にある石はかなり苔むしていて、非常に良い雰囲気です。ムカシトンボを探すため、石をひっくり返したり、砂利ごと網で掬って探してみます。・・・水冷てぇ・・・(゜д゜;)

するとここで、思いもよらぬ生物が網に入りました!!!!


カジカBlog

カジカキターーーーーーーー!!!!!(゜∀゜)

どうやら大卵型陸封個体!!兵庫県Bランクの、超貴重な日淡です!!(^^)

今現在生息環境が激減しており、日本全国でも準絶滅危惧種(NT)に指定されているこの魚。ゴリと呼ばれていて、昔は田舎の川に行けばどこでも普通に見られたそうです。


卵の大きさ・生態によって大卵型・中卵型・小卵型の3タイプに分けられており、それぞれの特徴は、


・大卵型・・・胸鰭の条(軟条)が12~14本、卵は大きく、河川源流部~上流部に生息する陸封型(海に降りず、一生を河川で過ごす)。

・中卵型・・・最近新しくカジカ小卵型から独立分類化されたタイプで、日本海に注ぐ河川にのみ生息する。胸鰭の条は13~17本。両側回遊型(川で生まれ、一度海に降り、また川に戻ってきて産卵する)と呼ばれるタイプのみが存在する。

・小卵型・・・琵琶湖水系に棲むウツセミカジカと同じか、もしくは非常に近いとされているタイプ。胸鰭の条は13~17本。現在は種内変異型とされている。こちらも両側回遊型で、河川中流~下流部に生息。

となっています。生息環境から鑑みるに、おそらく大卵型で間違いないでしょう。(^^)
中卵型小卵型は、全国でもⅠB類扱いだそうで、環境を知る基準になる指標生物でもあることから、保護活動が各地で行われているようです。


ちなみに、川で産卵→海で生活(生活の大部分が海)→大きくなって川に戻ってくる、という生態で有名なサケのようなタイプは両側回遊型ではなく遡河回遊型と呼ぶそうです。


また、降河回遊型と呼ばれる魚も存在します。これは、生活の大部分が川にもかかわらず、産卵は海で行い、生まれた子供が川へ、というタイプ。
モクズガニアユカケなどが該当するようですが、ウナギは沿岸部で生活する個体も存在するため、厳密にはあてはまらないようですね。

これら生活で海と川をまたぐ回遊の事を通し回遊と呼ぶそうです。この辺はまた改めて勉強したいところです。(^^)

ともあれ、天然のカジカに出逢えた事に感激。観察した後リリースし、再びヤゴを探す事にしました。


後編へ続きます!!

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プロフィール

ProfessorOGI

管理人:ProfessorOGI

姫路でギター講師をやっている、釣り・トンボ大好き人間です。音楽ジャンルはロック・ラテン・フォークなどなんでもござれ。

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